2015年8月23日(第2324)号

2324

川崎市
安保法案反対を呼びかける宮前の会
憲法違反の法案許さない一点で

宗教者、俳優、市議など 8月15日に結成

 川崎市宮前区で8月15日、安保関連法案反対を呼びかけていく市民グループ「安保法案反対を呼びかける宮前の会」が発足されました。
 宗教者、俳優、市議、まちづくり活動にかかわっている人など、日ごろ接点のない幅広い市民が「憲法に違反する法案を許さないという一点」で結成したものです。

「戦争法案廃案 決意新たに」横浜で戦争体験者のお話を聞く会

 終戦記念日の8月15日、戦争体験者のお話を聞く会が、横浜市保土ケ谷区内で開かれました。
 九条の会・保土ヶ谷、保土ヶ谷九条ネットワーク、保土ヶ谷革新懇が主催したもの。75人が参加し、戦争法案を廃案にする運動をさらに広げようと決意をあらたにしました。

終戦記念日 戦争法案ノー ヨコハマ市民アクション

 70年を迎えた「終戦記念日」の8月15日、「憲法改悪反対・神奈川県共同センター」は、横浜市内で「戦争法案ノー」を訴える市民アクションに取り組みました。400人が参加。リレースピーチの後、デモ行進しました。

 戦争法案反対のパレードに160人
 賛同者は400人 横浜市瀬谷区

 「みんなの力で戦争法案に反対するパレード」が8月9日、横浜市瀬谷区内で行われました。
 「みんなの力で戦争法案に反対する瀬谷区民の会」が呼びかけ、160人が参加しました。
 考え方の違いを乗り越えて戦争法案に反対する一点で24人が連名で「子や孫の世代にまで戦争にまきこむ安全保障関連法案(戦争法案)に反対し廃案を求めます」とアピールを発表。賛同を呼びかけ400人以上が応え、タウンニュースに意見広告を発表し、この日のパレードとなりました。

平和のための戦争展in栄

 「第22回平和のための戦争展in栄」(同実行委員会主催)が8月14日~16日、横浜市栄区の栄区民文化センターリリスで開催されました。
 会場では、15年戦争期の出征記念の旗の実物、沖縄戦と沖縄の戦後、空襲の実像、原爆と核の実相を伝える写真と資料の展示、紙芝居の読み聞かせや学習会が行われ、子ども連れや中学生などが来場しました。

「パレードに飛び入り参加も」小田原・アベ退陣総行動に400人

 小田原市で8月9日、アベ暴走ストップ西湘ネット主催の総行動が展開されました。猛暑の中で、のべ400人が参加し、「アベ退陣」を訴えました。
 小田原駅前では約70人が宣伝し、「戦争法案」の撤回を求める署名や、同法案の是非を問うシール投票を呼びかけました。署名は1時間で約300人分集まり、シール投票の「賛成」はゼロでした。
 駅前行動後は、屋内トーク会場の市民会館まで歩きながら、プラカードなどで「戦争反対」「アベ政治を許さない」とアピールしました。

「自由民権以来の大きなパレード」えびな・九条の会が主催

 えびな・九条の会は8月9日、海老名中央公園で海老名市民平和集会&パレードを行い、市民ら約250人が参加しました。
 賛同団体には、厚木爆音期成同盟海老名支部、市民発・平和の会、新日本婦人の会海老名支部、合唱サークル「ディナ・ベリー」など14団体と、元市議の坂本俊六さん、元教員の神谷幸雄さんら5人が賛同者に名前を連ね、市民ぐるみの運動になりました。

初めて参加した大学生「権力者の暴走止めたい」ピースパレード in 戸塚

 “戦争させない、憲法9条をこわすな、被爆70年を核廃絶の転機に”を掲げるピースパレードin戸塚が8月9日、行われました。
 「毎年取り組んでいるのですか」「このパレードはどこを歩くのですか」など初めて参加する人たちが目立ち、昨年比1・5倍の210人が参加しました。
 パレードに先立ち、横浜市中学校歴史・公民教科書採択問題や福島第一原発事故被災地報告など4人が発言しました。
 初めて参加した大学生が「安保法制の話を聞けば聞くほど、アメリカの利益にはなっても日本の平和にはつながらないと思いました。一人ひとりが声を上げることが権力者の暴走を止めることにつながるし、自分も意思表示したいと思って参加しました」との発言に大きな拍手が湧き起こりました。