2015年6月28日(第2317)号

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横浜でシンポジウム「アスベストの危険を考える」
医療、救済体制の充実を
発症のピーク2020年前後

 あなたの住宅・職場・建物は安全ですか?! 「アスベストの危険を考えるシンポ実行委員会」は6月20日、シンポジウム「身近に潜むアスベストの危険」を横浜市中区の関内ホール小ホールで開き、約180人が参加しました。参加者は、パネリストの発言に聞き入りました。

グリーンディスプレイ過労死事故裁判 

 草花の生産、販売、ディスプレイなどを行う会社「グリーンディスプレイ」(本社・東京)の正社員として働いていた渡辺航太さん=当時(24)=が、過酷な勤務で事故死しました。2度と悲劇を繰り返させないと、遺族が裁判に立ち上がりました。

日本共産党県議団が教育長に申し入れ「高校教科書採択は学校現場尊重を」

 日本共産党神奈川県議団(井坂新哉団長)は6月19日、高校教科書の採択で、学校現場の意向を尊重し、公正に行うことを求める申し入れ書を、桐谷次郎教育長に手渡しました。
 井坂団長のほか、加藤なを子副団長、木佐木忠晶、大山奈々子、君嶋ちか子の各県議が参加しました。
 現在、県内各地の高等学校で、生徒が来年度以降に使用する教科書の採択手続きが進んでいます。高校の教科書は戦後一貫して、各学校が選び、その教科書を地方の教育委員会が採択してきました。
 しかし、2012年から高校教科書採択をめぐって、教育委員会が実教出版の高校日本史教科書を選定させないようにする動きが出てきました。同教科書が「国旗・国歌」について「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」と記述したことを問題視したのです。

「戦争賛美の教科書押しつけないで」岸恵子、小山内美江子さんら47人
共同アピール賛同者募る
横浜教科書問題市民・有識者の会

 「横浜教科書問題市民・有識者の会」(横浜教科書問題共同アピール会議)=藤岡貞彦代表=は、8月の中学校の教科書採択を前に、横浜市長と横浜市教育委員会、横浜市民に向けた共同アピールを作成し、賛同人を募っています。

「高校日本史」教科書、採択への介入やめよ
考える会が県教委へ署名5662人分提出

 神奈川県の「教科書採択の介入問題を考える会」は6月15日、8月の県立高校の教科書採択で、県教育委員会事務局が各学校での教科書選定作業などに不当な介入をせず、各学校の希望教科書を尊重するよう求める5662人分の要請署名を、県教委に提出しました。

温泉の町・湯河原で戦争法案反対
俳人・黛執さんら37人が呼びかけ
小林節慶大名誉教授が講演

 神奈川の奥座敷として知られる温泉の町・湯河原町で7月4日、国会で「戦争法案は憲法違反」と断じた憲法学者の一人、慶應義塾大学名誉教授の小林節氏が講演します。講演の成功に向けて町内の著名人が呼びかけ人となるなど、近年にない盛り上がりを見せています。国会で安保関連法案の審議が行われるなか、のどかな観光と農業と漁業の町でも「町を揺るがす運動」が始まっています。

「厚木市で署名訴え、市民が次から次へと」厚木革新懇

厚木市の「厚木革新懇」は17日、小田急線本厚木駅北口で、宣伝・署名行動に取り組みました。
 個人会員と、革新懇加盟団体の会員、飛び入り参加を含め34人が参加し、1時間で署名118人分がよせられました。用意した「とめよう!戦争法案」のチラシ260枚があっという間になくなり、もっと用意しておけばと残念がる一幕も。

日本共産党
戦争法案・消費税増税に反対して
港南区委員会が宣伝

 横浜市港南区の日本共産党区委員会は、安倍政権の戦争法案と、「戦争する国の人づくり」となる侵略戦争美化の教科書採択に反対して、共同の宣伝に毎週取り組んでいます。
 6月16日は、消費税増税反対の港南区民連絡会の宣伝にも加わりました。
 参加者は、「戦費調達のための消費税増税・社会保障改悪は許せない!」のチラシを配布しながら署名を呼びかけました。

横須賀革新懇が抗議行動
横須賀 米イージス艦追加配備

 米海軍のイージス艦「チャンセラーズビル」(誘導ミサイル巡洋艦)が6月18日、横須賀港に入港したことに対し、平和・民主団体は同日、抗議行動に取り組みました。 「21世紀の横須賀を考える懇談会」(横須賀革新懇)は、京急横須賀中央駅前で抗議宣伝を行いました。