2015年6月14日(第2315)号

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「戦争法案」反対
軍事力を強化すれば相手も強化する

 「何をやっても良いというおごりが安倍首相に表れている」―。神奈川県に住む元海上自衛隊員のMさん(81)は、「海外で戦争する国」づくりをすすめる安倍政権に憤ります。

「原子力空母GW離日、レーガンに交代へ」県平和委員会の鈴木和弘さんに聞く

 米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に配備されていた米原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)が5月18日、日本での任務を終えて、米本国に向け出港しました。在日米海軍は、GWを原子力空母ロナルド・レーガンへ交代すると発表。「晩秋」に配備しようとしています。県平和委員会の鈴木和弘事務局次長に聞きました。

 「戦争法案」阻止へ共同広げよう
神奈川革新懇が春の活動交流会

 「平和・民主・革新の日本をめざす神奈川の会」(神奈川革新懇)は5月23日、横浜市内で春の活動交流会を開きました。 81人が参加。憲法破壊の「戦争法案」を許さないたたかいを広げようと熱気あふれる集会となりました。 沖縄社会大衆党委員長の糸数慶子参院議員は、翁長雄志知事を誕生させ、昨年の総選挙では沖縄1区から4区すべての小選挙区候補を勝利させた「オール沖縄」のたたかいについて記念講演しました。

「侵略戦争美化の教科書再び採択させない」横浜で大集会、市民ら700人参加

 横浜市の市民団体「横浜教科書採択連絡会」は5月28日、「教科書で始まっている戦争できる国づくり」と題した大集会を市内で開き、700人が参加しました。市教育委員会は2011年8月、育鵬社版歴史・公民教科書を採択しました。同社の歴史教科書は、戦前の侵略戦争を美化する認識を子どもたちに持ち込むもの。公民教科書は戦前の大日本帝国憲法を美化し、改憲へと誘導しています。集会は、8月に行われる中学校教科書の採択に向け、できることは何か、考えようと開かれたもの。参加者は「歴史の真実を伝える教科書を求めます」とのアピールを拍手で採択しました。