2015年6月7日(第2314)号

2314

箱根大湧谷
噴火警戒レベル2を考える③

相次ぐキャンセルで経営不安
先手必勝の経済的支援を

 気象庁が箱根町大湧谷園地付近(噴煙地)に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表しましたが、学術用語「箱根山」の呼称を使い、「噴火警戒レベル2」としたことから、箱根への観光客が極端に減り、ホテル・旅館、土産物店、飲食店などが困っています。現地で話を聞きました。

横浜地裁
ワタミ弁当宅配「安否確認サービス」裁判

 横浜市で1人暮らしをしていた大沼鶴子さん=当時(72)=を亡くした遺族が、弁当宅配の大手「ワタミタクショク」(合併でワタミフードシステムズに変更)などを相手に、損害賠償を求めて裁判をたたかっています。裁判では、弁当宅配時に高齢者の安否を確認するサービスのずさんな実態が分かってきました。

緊急企画
安保法制審議入り

憲法と安保法制
韓国人留学生に聞く

 アメリカが引き起こす戦争にいつでも、どこでも自衛隊が参戦・軍事支援することが可能になる戦争法案が国会で審議入りするなか、東京都内の大学に留学中の韓国人キム・ソナさん(22=仮名)に、日韓の歴史問題や平和憲法と安保法制の問題について聞きました。

一年生議員県議会を語る
日本共産党県議会議員 君嶋ちか子

傍聴とともに控室へどうぞ
 前号でお知らせしたように、無事「交渉会派」としてスタートしました。議会運営委員の藤井克彦議員が大活躍です。控室には6人の机と事務局の机、さらに机といすのスペースが三カ所あり、あちこちで打ち合わせや、相談などが行われています。皆さんも、要望・相談はもちろん、見学だけでもお気軽にいらして下さい。新庁舎7階709号室です。(9月半ばには工事を経て位置が少し変わります。部屋番号も変わる可能性あり)

魅せる神奈川
館長訪問 音楽編

横浜市市民文化会館 関内ホール館長 馬場洋一さんに聞く

 ガス灯の灯が揺れる馬車道に、赤い巨大なオブジェが目を引く前庭では、路上ライブが頻繁に開催されています。前身の「市民ホール」の歴史を受け継ぎながらも、新しい文化の芽吹きを感じる関内ホールには、どんなお洒落な館長がと思いきや、気さくな昔気質、応援部出身のバンカラ館長でした。聞き手 杉本正