2015年2月22日(第2301)号
春の県民集会に 2500人
赤ちゃんからお年寄りまで健やかに
岡本 一県知事予定候補が訴え
神奈川県知事選(3月26日告示、4月12日投票)に岡本一候補=無所属新、日本共産党推薦=を擁立する「平和で明るい神奈川県政をつくる会」は15日、春の県民集会を横浜文化体育館で開き、約2500人が参加しました。
主催者を代表して「明るい神奈川をつくる会」の鴨居洋子代表委員が「告示日まで1カ月余りと短期決戦のたたかいです。県政と神奈川の地方政治を変える大運動を巻き起こしましょう」とあいさつしました。
県民のアピールでは、建設労連の代表が「公契約条例の実現のため、岡本さんを県知事に」と発言。新日本婦人の会の代表が「中学3年生まで医療費無料に。全国最下位の中学校給食の実現で、安心して子育てできるよう岡本さんに知事になってほしい」と訴えました。
これを受け、岡本候補は「赤ちゃんからお年寄りまで健やかに、元気で生きがいをもって豊かに暮らせる神奈川。自然豊かで再生可能エネルギーがあふれる神奈川めざして全力で奮闘したい」と力を込め訴えました。
「集団的自衛権にNO!」閣議決定撤回求め行動する弁護士会
神奈川県内に法律事務所を持つ弁護士全員が加入する団体「横浜弁護士会」(小野毅会長)は、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に反対して行動しています。同会の古田玄副会長に聞きました。
集団的自衛権の行使を容認することは、憲法9条に違反します。
歴代の自民党政権ですら、現憲法下では集団的自衛権の行使は許されないとの解釈を示してきました。
しかし、安倍首相は、集団的自衛権の行使容認に向け、解釈変更を閣議決定(2014年7月)しました。
憲法の最も大事な考え方は、国民を縛るものではなく、国民の権利と自由を守るために国家権力を縛るというものです。これを立憲主義といいます。
ですから、時の権力者が自由勝手に憲法の解釈を変えるのは、立憲主義の精神に反するのです。
横浜弁護士会は、憲法や法律にもとづいて政府が行動する「法の支配」の考え方のもと、閣議決定の撤回を求めて運動しています。
「名木を訪ねて」源平五色の椿(横浜市鶴見区の宝蔵院)
いろいろなツバキの花が楽しめる季節です。1本の幹から五色の花を咲かせるツバキの名木がある、横浜市鶴見区の宝蔵院を訪ねました。
どんな色が競演しているのだろうか。五色に彩られた姿をあれこれ想像しながら出かけたのですが、残念ながら花はまだ咲いていませんでした。
院内の掃除に通っているという中年の女性の話では、花が咲くのは3月下旬から5月中旬ごろとのことです。
「咲き始めたら、次々に咲き変わっていくので美しいですよ。一番の見ごろは4月上旬でしょうか。わたしも手伝う前は見にきたことがあります。見ごろには部屋を解放するので、脇の2階からも見られるのできれいですよ」
「緑の洞門破壊やめて」署名1万人以上集まる
北鎌倉史跡研究会が記者会見
北鎌倉史跡研究会(出口茂代表)は2月12日、JR北鎌倉駅裏の緑の洞門の保存を求める陳情署名を、鎌倉市議会に第二次分として7331人分提出し、一次分と合わせると1万703人分になりました。
陳情は、緑の洞門の開削計画について、市議会として鎌倉市が白紙に戻し、現状の景観を保全するための措置を構ずるよう求めることを要請しています。
提出後の記者会見で、出口代表は「緑の洞門の安全対策を施しながら、保存できないのか、鎌倉市は検討してほしい」「地元住民は、緑の洞門開削のことをほとんど知らないまま計画が進んでいる。まず、計画を止め、白紙にもどして、みんなで考えたい」と話しました。