「新かながわ」2025年8月24日(第2779)号

「憲法守り生かそう、核廃絶必ず」被爆・戦争体験者が語る|終戦の日・宣伝 実行委員会が屋外トーク

 終戦の日の8月15日、ユナイト平和リレー宣伝実行委員会は、横浜市中区のJR桜木町駅前広場で、平和を求める屋外トークのつどいを行いました。
 3人が体験を語りました。横浜市都筑区の柳下靖子さん(85)は、1945年5月29日にあった横浜大空襲について振り返りました。柳下さんは当時5歳で、4人きょうだいの長女。焼夷弾をよけながら近くの公園の大きな防空壕に行きましたが、満員で入れず、防空頭巾に防火用水をかけてもらって逃げました。

共産党県委員会が宣伝 浅賀さんら訴え|横浜市西区

 日本共産党神奈川県委員会は80年目の終戦の日の8月15日、横浜市西区で宣伝を行い、通行人に「日本国憲法を守りいかそう、核兵器禁止条約に日本政府も批准を」とアピールしました。
 宣伝では4人が訴えを行い、参院神奈川選挙区で奮闘した浅賀由香副委員長は、「参院選で参政党の候補者が〝核兵器は最も安上がり〟というスピーチは間違いです。核兵器の開発や維持に世界で14兆円もの予算が使われている。ASEANでおこなわれているように年間1500回を超える対話を繰り返すこと、他の国との一致点を国際法に基づき発展させていくことこそ政治の役割だ」とスピーチしました。

県内自治体の助成制度、県央4自治体でスタート 相模原は政令市で初・厚木市が県内初|補聴器購入に助成を3

 全国の自治体で最初の補聴器購入助成制度は1973年の東京都新宿区です。80年代までにやっと4自治体になり、90年代は4自治体増えました。
 94年開始の厚木市は県内最初の助成自治体ですが、全国では8番目に早い開始の自治体でした。約30年前の当時の補聴器助成制度の資料は入手できません。現行の厚木市の2018年施行の「在宅高齢者自立支援用具購入費助成事業」によると、目的は、日常生活の利便性を提供して、在宅高齢者の福祉の増進と心身機能維持・自立促進を図るために、自立支援用具(杖、シルバーカー、補聴器、電磁調理器)の購入費を助成する、とあります。

「英空母の横須賀寄港許さない」平和団体などが激しく抗議

 英空母プリンス・オブ・ウェールズを旗艦とする空母打撃群が8月12日、横須賀に寄港しました。平和団体などは、陸上や海上から抗議・監視行動を実施。「空母打撃群は来るな」「多国間合同演習をやめろ」「戦争準備はやめろ」などと声を上げました。
 英空母打撃群の日本寄港は、21年の英空母クイーン・エリザベスなどによる寄港に続き2回目です。

科学者として、横浜の市民運動に参加|創刊60周年新かながわあれこれの窓-21-

 私が高校時代に入会して、事務局を長く担ってきた地学団体研究会(略称、地団研)は、創造活動、普及活動、条件づくりを並行して進める科学運動を目的としている。
 大学教員時代には、研究活動、講義や実習とともに、社会的活動にも参加してきた。しかし、レッド・パージにより36歳で職を奪われた恩師が生きている間は、学会以外の活動は禁じられてきた。99年に恩師が逝去し、自由の身になった私は、02年の横浜市長選に友人の松川康夫さんが立候補した機会に、市民の市長をつくる会に参加するようになり、その後、九条の会、革新懇、市民連合などにも関わってきた。

参政党議員による中傷問題|共産党県委員会の告訴状 神奈川県警が受理

 参政党の初鹿野裕樹参院議員がSNS発信で日本共産党を中傷した問題をめぐって、共産党県委員会の藤原正明委員長は8月14日、自身が告訴人となって提出した名誉棄損での告訴状が12日に神奈川県警に受理されたことを明らかにしました。

「外出ができなくなる」の声が…「かなちゃんパス」への補助事業の実施を|「すみよい厚木」「ミニバスを走らせる会」が1076筆を市に提出

 「憲法を市政にいかし、すみよい厚木をつくる会」「厚木にミニバスを走らせる会」は7月31日、来年度以降、「かなちゃんパス」への補助事業を実施すること、高齢者の移動手段を確保し、社会参加を促進することを求める署名を厚木市に提出しました。現在、市の老人会も独自に署名活動に取り組んでいます。
 発端は、昨年12月、神奈川中央交通が高齢者のバス利用者に新制度導入を発表したこと。利用者にとっては余りの突然さと内容のひどさに驚かされました。

豊かな自然と文化が香る温泉郷 万葉公園(湯河原町)|かながわの公園18

 湯河原町の万葉公園には、その名にふさわしい大きな万葉歌碑があります。
 足柄の 土肥の河内に出づる湯の 世にもたよらに 子ろが言はなくに
 万葉集4500首の中でただ一首、温泉が湧き出る様が詠われたもので、湯河原温泉を詠んだ歌と言われています(詠み人知らず)。

「園芸博など抜本的な見直しを」横浜市長選挙の結果受け共産党市議団が声明発表

 横浜市長選で山中竹春市長が再選したことを受け、日本共産党市議団の古谷靖彦団長は8月4日、「市民生活を支える施策については、前に進めるよう働きかけ、市政を後退させるものについては、事実に則して問題を指摘し、対案を示しながら見直しを求めていきます」との声明を発表しました。

愛するが故に隠された真実|シネマ散歩『あなたが眠る間』(監督:チャン・ユニョン)

 妻が失った2年間の記憶は、夫が最後まで守り抜こうとした秘密でもあった。困難に直面した時、最愛の人のためにどこまでのことができるのかを問いかけてくる、ミステリー仕立てのラブストーリー。
 夫の自分に対する深い愛情を感じつつも、どこか違和感も覚えている妻。観客はその違和感の原因を、妻には見えていない夫の行動から色々と想像し、隠された真実を予想しながら物語の進行を見守ることになる。物語の終盤、妻が夫の抱えていた秘密を突き止めようとするところから、伏線が回収され、答え合わせが始まる。そこで知らされる真実は想像を超えるものだった。