「新かながわ」2025年6月23日(第2772)号

「大企業の社会的責任追及する議席を」参院選勝利へ あさか候補が事務所開き

 「比例で5議席獲得し、選挙区で勝利しよう」と横浜市で6月10日にあった日本共産党の、あさか由香参院選挙区候補の事務所開き。小池晃、赤石ひろ子両比例候補、党地方議員、党員、後援会員ら150人が参加し、参院選勝利に向け、決意を固め合いました。

市長選に向けた基本姿勢提案 市民のための横浜市政を進める会 各区・団体関係者会議開く

 横浜市長選(7月20日告示、8月3日投票)に向けて、市民のための横浜市政を進める会が6月6日、横浜市内で、各区・団体関係者会議を開き、72人が参加しました。
 岡田尚世話人代表が、「山中竹春市長は6月5日に市議会で大きな声で立候補を表明し、夜には後援会の発起人会が開催され、経済界、医療界、労組代表が集まった。どう市長選に臨むのか、議論し、選択し、行動しなければならない」とあいさつしました。

【寄稿】高等学校授業料 無償化から無償教育へ 神奈川私学助成をすすめる会

 「お金の心配なく、行きたい学校に行きたい!」「私立だって公教育、公教育は公費で!」の声を集めた、私たちの長年の署名運動が政治を動かしています。
 私学助成とは、子どもが私立に通う家庭への補助金と、私立学校への補助金のことです。今年度は、次のような前進がありました。

【創刊60周年新かながわあれこれの窓・15】案内書は避け足で歩いて見たり聞いたり感じたり

 一線を退いてから本紙を手伝い始めてもう10年以上がたちました。
 この間、かながわの花の名所100選や花紀行、かながわの景勝50選、かながわの公園50選などを月1回のペースで取材してきました。
 いまはインターネットの普及などで、いろいろなものが詳しく紹介されているので、手軽に知ることができます。

親子で山登り25 大室山(相模原市緑区)「こんな景色は見たことがない」

 雲を突き抜けるようにそびえる富士山が、長男(13)の心を動かしました。
 5月中旬、相模原市緑区の大室山(標高1587メートル)に長男、次男(10)と登りました。
 あいにくの曇り空。朝4時半頃、県立西丹沢ビジターセンター(山北町)の駐車場から出発しました。

第27回定期総会開く 働くもののいのちと健康を守る神奈川センター

 「働くもののいのちと健康を守る神奈川センター」は5月31日、第27回定期総会を横浜市内で開催しました。
 竹内啓哉会長(川崎医療生協医師)はあいさつで「労働者一人一人の健康を守る闘いを草の根で広げ、情勢(健康破壊・被害)の裏にある本質的な動きにも目を配り、学び行動することが必要です。総会が暮らしと命と健康を守る運動の指針になるよう大いに交流、議論しよう」と訴えました。

ぜん息患者の損害賠償請求 公害等調整委が却下 国と自動車メーカーの責任認めず

 自動車排出ガスによる大気汚染でぜん息を発症したとして、東京、神奈川、愛知、大阪など6都府県の患者158人(神奈川21人)が、国と自動車メーカー7社を相手に損害賠償を求めた「責任裁定」で、公害等調整委員会は6月2日、患者ら申請人の請求を認めず、国と自動車メーカーの責任を否定する不当な決定を行いました。