「若者と政治を結ぶ架け橋に」佐藤大地 大和市議(日本共産党青年議員紹介)
「大和を人殺しの出撃基地にさせない。安保関連法案は何としても廃案に」
いっせい地方選挙で初当選した日本共産党の佐藤大地・大和市議(28)は8月15日、大和駅前で力を込めました。
米軍と自衛隊が共同使用する厚木基地を抱える大和市では、戦争法案を止める一点で共同行動が広がっています。この日は、「やまと共同行動の会」の宣伝行動でした。
佐藤市議の活動の原点は、平和を守ることです。
以前は、「戦争は過去のもの」だと思っていました。ところが、中学卒業直後、米英による無法なイラク戦争が起きました。
「多くの高校生が平和の思いを持っている。声を上げれば平和な社会に変えられる」。イラク戦争をとめようと1500人の高校生が集まった全国高校生平和集会とアピールウオークに参加して、確信しました。
その後、日本民主青年同盟に加盟。県内で高校生の平和サークルを立ち上げるなど、平和の取り組みでは中心的存在です。
大学時代は、民青同盟の仲間と学費や奨学金の問題で実態調査を行いました。
18歳のとき、反戦平和を貫いた共産党に共感し、入党しました。党綱領の未来社会論を学び、確信を深めています。
生まれも育ちも大和市です。音楽と映画が好き。高校時代は、放送部の部長として、ねぶた祭りのドキュメンタリーを出品し、県大会3位に入賞した想い出もあります。
いまも民青同盟湘南地区委員会の委員長を務めます。今後の抱負は―。「若者と政治を結ぶ懸け橋が私の役割です。シールズを見ていると熱気を感じます。真剣に物事を考えている若者と一緒に社会を変えたい」
<写真> 戦争法案反対を訴える佐藤市議=8月15日、大和市
新かながわ 2015年8月30日(第2325)号