「新かながわ」2026年6月117日(第2816)号

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来春の統一地方選 井坂団長を必ず県議会へ

宝の議席を守り抜こう 小池書記局長が演説 横須賀

 日本共産党三浦半島地区委員会は5月29日、来春の統一地方選に立候補する井坂しんや県議団長の必勝に向けた演説会を横須賀市内で開きました。小池晃書記局長が駆けつけ、「日本共産党を強く大きくしていただいて、井坂しんやさんを県議会に必ず送っていただきたい」と訴えました。

チャレンジ’27 地方選 横浜市港北区・県議選 香西りょうこ(52)

震災ボランティアきっかけに入党

 私は茅ヶ崎市で生まれました。高校時代に地球温暖化に危機感を持ち、緑化を学べる北海道の短大に進学。アパートに入った「赤旗号外チラシ」を見て日曜版を購読しました。卒業し、藤沢市内にある造園会社で外構工事の営業、設計、現場監督として働きました。

高市政権がもたらす複合危機と市民運動の役割は何か?

国民大運動実行委 情勢セミナーを開催

 横浜市内で6月2日、「軍事費を削ってくらし、福祉・教育の充実を」神奈川県大運動実行委員会主催の情勢セミナーが開催されました。
はじめに、4団体から報告と交流がありました。
 神商連の代表は、イラン戦争とホルムズ海峡封鎖により深刻な影響があらゆる分野で出ているとして、「仕入れ資材の高騰、燃料光熱費だけでなく生活そのものへの支援が必要だ」と訴えました。

米軍関係者のみ自動車税を減免する措置に反対

共産党 井坂議員が討論 県議会

 5月21日の県議会本会議で、県税条例の一部を改正する条例(専決処分)などが自民党、立憲民主党・かながわクラブ、かながわ未来、公明党などの賛成多数で承認されました。日本共産党の井坂しんや県議団長が、反対討論に立ちました。
 県税条例の一部を改正する条例は、地方税法などの改正に伴い、自動車税の「環境性能割」を廃止するものです。

中期計画の策定に反対 中学校給食・デリバリーは課題山積

共産党 みわ智恵美議員が討論 横浜市会

 6月5日の横浜市会第2回定例会本会議で、日本共産党の、みわ智恵美議員が討論に立ち、市中期計画の策定、スケートボード場の有料化、市営バス運賃の値上げの議案などに反対を表明しました。
 みわ議員は、同計画の提案者である市長にパワハラ疑惑があり、第三者調査が行われていることに言及。「疑惑が晴れていない現段階で、市の最も重要な行政計画について、議決を求めることは早計だ」と訴えました。

自由の窓9 セミパラチンスク核実験場

 ソ連が実施した約700回の核爆弾実験のうち、およそ500回がカザフスタン領内で行われ、その大半がカザフスタン最東部に位置するセミパラチンスクで実施されました。セミパラチンスクは若きドストエフスキーが兵士として勤務していたことで知られています。実験場は四国ほどの広大な敷地面積があり、この設置と運営は、1947年にソ連の原子爆弾開発プロジェクトの責任者となったラヴレンチー・ベリヤにより進められました。べリヤはスターリンの大粛清の実質的執行者です。彼がセミパラチンスクを選定した際、この地は無人地帯であるとうそを述べたといわれています。しかし実際には遊牧民や農民が多く暮らしていました。

博物館を10倍楽しむ方法

古生物学者 後藤 仁敏 二ヶ領せせらぎ館

多摩川の自然・活用・災害を学ぶ

 多摩川は、山梨県笠取山から神奈川県と東京都の県境を流れて東京湾に注ぎ、その全長は138キロメートルに及ぶ。
 二ヶ領せせらぎ館は、川崎市多摩区宿河原の多摩川右岸にあり、多摩川の自然・活用・災害について展示・解説している。1階が展示室、2階は多摩川に関する計画を推進する団体が利用できる会議室となっている。

多摩川の魚類

 展示室に入ると、左側に水槽が並び、多摩川に棲む魚類が飼育・展示されている。カムルチー、アユ、ウナギ、モツゴ、タモロコ、アブラハヤ、カマツカ、ギンブナ、コイ、オイカワ、ウグイで、多摩川上流・中流の魚類と下流の魚類・甲殻類のリストもある。「たまずん」水槽にはアユが泳いでいた。

多摩川の水害と対策

 水槽の上には、多摩川のふれあいマップ、多摩川の歴史、二ヶ領用水、二ヶ領用水久地円筒分水についての解説がある。
 記録によると、多摩川は1550年から今日まで頻繁に大洪水を起こしてきた。二ヶ領用水は1597年に測量が始まり、14年の歳月をかけて完成した。用水開削事業には女性まで動員され、農民の血のにじむ苦闘があった。

生物多様性保全活動

 展示室右側の壁には、せせらぎ池周辺の生物多様性保全活動が展示されていた。
 奥には、二ヶ領宿河原堰の模型、テーブルと図鑑や標本もあり、住民が自ら学ぶことができる学習室となっている。窓からは実物の宿河原堰も見ることができる。

 二ヶ領せせらぎ館 小田急線・JR登戸駅徒歩8分。入場無料。開館は10時~16時。5月~8月の土日祝日は9時~16時。休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)、第1・3水曜日。問044(900)8386

書評 長いお別れ 著者 中島京子 「人生とは、家族とは」考えさせられる作品

 認知症の父、介護を担う妻と3人の娘、そして孫。認知症が進行する父の言動に戸惑い、混乱しつつも、その状況を乗りきろうと苦闘する家族の物語です。
 読んで「楽しい」作品とはいいきれませんが、父をケアする女性たちの葛藤と寄り添う心が丁寧に描かれ、「人生とは、家族とは」を考えさせられる作品です。

かながわ点描 「瓜久保の家」 舞岡公園(横浜市戸塚区)

 横浜市営地下鉄で戸塚から一駅。舞岡駅から南に向かうと道の右側のせせらぎの音が優しい。
 15分くらいで「舞岡ふるさと村」という観光案内所。さらに数分歩くと分かれ道。「瓜久保」の案内に従い右に進むと両側が森で谷間に田んぼが開ける。谷間なので木枯らしがさえぎられ冬でも温かいのだろう。森からは「僕と一緒に巣を作ろう」と呼びかける四十雀(しじゅうから)の「ツツピーツツピー」が聞こえる。そうかと思うと鶸(ひわ)の騒がしい声も。間もなく「瓜久保の家」だ。

過労死・ハラスメント労災110番 6月20日実施 全国一斉電話相談

 「過労死・ハラスメント労災110番」全国一斉電話相談が6月20日に行われます。
 過労死110番全国ネットワーク、過労死弁護団全国連絡会議が主催しているもので、今回で39回目。職場の自殺・過労死、労災に詳しい弁護士が無料で相談に応じます。昨年は全国で183件、神奈川県で18件の相談が寄せられました。