「新かながわ」2026年3月29日(第2807)号

消費税5%減税 早期実現を 3・13重税反対全国統一行動 県内18カ所で1971人参加
集団申告とともに、ときどきの切実な要求を掲げる「重税反対全国統一行動」が3月13日、県内18カ所、1971人の参加で行われました。
川崎市川崎区では、川崎南地区集会が、164人の参加で開かれました。
集会後、税務署近くまでデモ行進し「消費税率5%を早期に実現しよう」「インボイス制度は廃止せよ」「社会保障の改悪はやめろ」と唱和し、街頭からの注目を集めました。
医療体制、労働環境大幅改善を 県医労連2026春闘 全医労、前進的回答引き出す
神奈川県医療労働組合(県医労連)は、2026年春闘で月額平均5万円以上、パートの時給300円以上、診療報酬10%以上などを求め、ストライキ、団体交渉、国会議員要請行動、政府要請行動など精力的に取り組んでいます。
日本医労連が設定した3月11日に回答があったのは63組合。全体で1・9%の賃上げにとどまり、春闘の途中ですが、昨年の2・11%(最終結果)を下回る水準です。
国立病院ベア3・2%アップ
「ベア平均3・2%、非常勤時給平均105円、一時金常勤3万円、非常勤2・4万円」の回答を引き出した全日本国立医療労働組合は、2月27日のストライキを回避しました。「不十分な回答ではあるが、赤字経営の中、前進的回答を引き出せたことは画期的な成果だ」(全医労春闘速報)と評価しています。
東日本大震災から15年 フクシマを忘れない キャンドルともし追悼のつどい
ふるさと失う 心に穴 横浜
東日本大震災は3月11日、発生から15年を迎えました。
横浜市中区の横浜市役所アトリウムでは10日、「東日本大震災かながわ追悼の夕べ」(実行委員会主催)が行われました。
約250人が参加。「フクシマを忘れない」「原発のない社会を」などと書かれた約900本のキャンドルを並べ、犠牲者に黙とうをささげました。
自由の窓7 女性の要求は、自治体のあり方と密接に
女性の要求は、自治体のあり方と密接に関係があります。
神奈川県は1982年、かながわ女性元年といわれ、江の島に県立婦人総合センター(91年、かながわ女性センターに名称変更)を開館した。95年には女性副知事が誕生、この年は第4回世界女性会議(北京会議)が開催。その後、自治体に男女共同参画推進条例や、女性センター、女性の総合相談窓口ができました。
イラン攻撃 断じて容認せぬ 藤沢市議会 賛成多数で決議可決
アメリカとイスラエルがイランに軍事攻撃を行った問題で、藤沢市議会は3月18日、「イランをめぐる軍事行動の即時停止と外交努力による平和解決を求める決議」を賛成多数で可決しました。
決議案には、日本共産党、民主クラブ、公明党、アクティブ藤沢の各議員が賛成しました。
逗子市議選 岩室氏が当選
3月22日投開票された逗子市議選挙(定数17、立候補22人)で、日本共産党の岩室年治候補=元=が当選を果たし、現有議席を確保しました。
岩室氏の得票は1358票(得票率5・88%)。2議席をめざした前回より505票減らし、得票率も1・3ポイント減らしました。
各駅停車
「ポンコツ」「ダチョウ」「おばさん」「頭が悪い」――横浜市の山中竹春市長による市職員についての発言だ。パワハラではないか▼山中市政は、カジノ建設反対の市民運動を背景に誕生し、カジノ建設を中止させた。それだけに、市長の発言に驚きと失望が広がった。市議会は「市長による暴言や誹謗(ひぼう)中傷に関する真相究明を求める決議」を全会一致で可決した
横須賀基地前スタンディング 戦争に加担しない 14日連続で351人
アメリカやイスラエルによるイラン攻撃の中止などを求める「サイレントスタンディング」が、横須賀市にある米海軍横須賀基地前で連日行われています。
行動は、午後6時から30分間実施。9日から22日まで、のべ351人が参加しました。最終日の22日には、29日まで延長して行動することを決めました。
憲法理念の実現へ
日本体育大学教授の清水雅彦さんが、「総選挙後の憲法をめぐる状況~『戦争する国』になるのか、憲法理念の実現をめざすのか」と題して、次のように報告しました。
高市政権が誕生し、維新との連立政権となった。連立政権合意書には、9条と緊急事態条項についての条文起草協議会の設置と憲法審査会への条文起草委員会常設があげられている。
スパイ防止法の危険性知らせよう
海渡双葉弁護士が「スパイ防止法とは何か」について報告しました。
「スパイ行為の定義・解釈ではいくらでも対象が拡大可能のおそれがある」と指摘。法律の本質をついた、「#政府批判がスパイになる」などのキャッチコピーをつくり、国民にその危険性をわかりやすく知らせることが必要だと訴えました。
第23回神奈川七沢多喜二祭を終えて 多喜二祭実行委員会事務局長 蠣崎澄子
3月8日、丹沢山麗の伊勢原市にある伊勢原市民文化会館小ホールで、第23回神奈川七沢多喜二祭を開催しました。
当日は暖かく、春の日よりで、280人の方が参加して下さいました。司会は、川添やすひろ伊勢原市会議員が務めました。
シネマ散歩 『ライフテープ』(監督・撮影・編集:安楽涼) 命と向き合い続ける家族の記録
指定難病〝メンケス病〟を抱えて生まれてきた男の子と家族(父、母、猫)の日常を記録したドキュメンタリー。困難な状況でも輝き続ける命と、その命に向き合い続ける強くて温かな眼差しが、スクリーンに映し出される。
監督・撮影・編集を行なった安楽監督は、珀久(はく)くんの父、隆一さんの幼なじみで親友でもある。隆一さんから「家族を撮ってほしい」と頼まれ始められた撮影だが、幼なじみの目線で撮られる記録はとても近くて優しい。
〈メンケス病〉
さまざまな体の仕組みに関わる「銅」が欠乏する先天性代謝異常症で、発症率は男児出生100万人当たり8・03人(約12万人に1人)といわれる指定難病。けいれんや発達退行などの神経症状、
毛髪の異常(縮れ毛)、血管の蛇行、膀胱憩室、骨折などを来し、多くの患者は治療を行わないと3歳ごろまでに膀胱破裂や感染症などで亡くなると言われている。現在、根本的な治療法はない。
