「新かながわ」2024年10月6日(第2739)号

自民党政治のゆがみをおおもとから変えよう 総選挙で共産党の躍進を

川崎駅前 志位・はたの・さいとう・横山4比例候補が街頭演説

衆院南関東ブロックで3議席奪還をめざす日本共産党の志位和夫議長・衆院議員は9月24日、川崎駅前で、はたの君枝、さいとう和子、横山征吾各比例候補、小選挙区候補とともに街頭演説しました。

保育士の処遇改善、子育てしやすい社会を 総選挙の躍進へ県保育後援会が宣伝

日本共産党神奈川県保育・子育て後援会は9月22日、総選挙での日本共産党の躍進、はたの君枝さんを再び国会に送り出そうと、横浜駅西口広場で街頭宣伝を行いました。

川崎市議会 教員の不当な処分は撤回せよ =共産党 渡辺副団長が代表質問

9月12日の川崎市議会で、日本共産党の渡辺学副団長が代表質問に立ち、2023年度決算、教職員の特別休暇、社会福祉法人の私的流用の問題などについて取り上げました。

逗子海岸連続暴行事件 加害米兵に有罪判決

2022年7月9日に逗子市で起きた横須賀米兵クリーガー・ダニエル被告による暴行事件の判決が9月26日、横浜地裁横須賀支部で言い渡されました。
片田康裁判長は「公共な場における無差別的な暴力行使だ」として懲役2年4カ月・執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
これまでの裁判で検察側は懲役2年6カ月を求刑し、米兵側は「大量の飲酒で心神喪失の状態だった。責任能力はない」と無罪を主張していました。責任能力の有無が最大の争点でした。裁判長は米兵側の主張を否定して、米兵の傷害行為には「完全責任能力」があったと指摘しました。

神奈川労連 第40回定期大会 対話で団結広げよう

春闘3万円賃上げ組合も ストライキ、粘り強い闘いで前進

神奈川県労働組合総連合の第40回定期大会が9月14日、横浜市内で開催され、新年度方針と新執行部を決めました。
住谷和典議長は、ストライキで闘ったユーコープ労組など賃上げ要求で成果をあげたことを評価。新しく結成した労働組合が神奈川労連に加入するなどの前進面を強調しました。
今後の方針については、「組織を大きく強くするには対話が重要だ。新しい仲間を増やし団結するには対話を重視しよう」と訴えました。
また、労働法制の改悪に反対する運動強化も強調しました。

私も言いたい―出産編― 神奈川県在住 T・Iさん (下)

出産と戦争

パートナーは23時間10分に及ぶ陣痛の痛みを乗り越え、第一子をこの世界に誕生させました。誕生日は8月14日。終戦記念日の一日前です。調べてみると、一般に終戦記念日は8月15日ですが、戦争終結の公式な表明であるポツダム宣言受諾は8月14日であったといいます。子どもが話せるようになったら「君が生まれた日は、日本の戦争が終わった日でもあるんだよ」と教えたいと思っています。
長かった出産立ち合いを終え、帰宅するために病院の駐車場に停めていた車に乗り込みましたが、父親となった幸福感と少しの不安とでないまぜになった、なんとなくふわふわとした気持ちがおさまらず、しばらく走り出すことができませんでした。
一気に現実に引き戻されたのは、スマホでニュースをチェックしていた時です。「出生届けた父の外出中にイスラエル空爆、妻と双子が死亡 ガザ」との見出しが飛び込んできました。記事の写真には、両手に書類を持ちながら、泣きはらした顔の男性。3日前に生まれた双子の出生証明書を取りに出かけている間に、自宅がイスラエルの攻撃に遭い、産まれたばかりの2人の子どもと、熾烈な出産を乗り越えた妻を同時に亡くしたのです。

【川崎・高津区原爆展】初めて原爆を取り上げたグラフ誌など展示

27回目の高津区原爆展が9月9日から13日まで、区役所1階ロビーで開かれました。原水爆禁止高津区協議会が主催しました。
高橋友弘区長よりごあいさつをいただきました。