「新かながわ」2024年9月29日(第2738)号

「乳幼児の性と性教育」で園児の人権を大切にする保育を 横浜・金沢区 あおぞら谷津保育園の保育士が実践報告

第56回全国保育団体合同研究集会

横浜市金沢区のあおぞら谷津保育園の保育士たちは、熊本県で開催された第56回全国保育団体合同研究集会(合研)の乳幼児の性と保育の分科会で、からだの権利を大切にした保育の実践報告を行い、注目されました。
同園は、園の事業計画に「人権・平和・ジェンダー平等の保育の推進」を掲げ、年間計画を立て毎月のカリキュラムに「乳幼児の性と性教育」を入れて2019年から取り組んできました。

横浜市地震防災戦略の見直し地域防災拠点の拡充を 共産党市議団が提言手渡す

日本共産党横浜市議団は9月4日、市地震防災戦略の見直しにあたり、地域防災拠点の拡充などを盛り込んだ提言と、約100通の市民要望を総務局危機管理室の髙坂哲也危機管理監らに手渡しました。

袴田巌さんに本当の自由を =横浜・桜木町国民救援会がアクション

9月8日13時から1時間、横浜市中区の桜木町駅東口広場にて、「袴田巌さんに真の自由を!神奈川アクション」が行われました。

逗子海岸連続暴行事件が結審

2022年7月9日に逗子市で起きた「逗子海岸連続暴行事件」の刑事訴訟の公判が9月9日、横浜地裁横須賀支部であり、結審しました。判決は9月26日に言い渡される予定です。
最初に検察による論告・求刑が行われ、検察は米兵のダニエル被告の暴行には故意が認められ責任能力があること、責任能力なしとした弁護側の村松太郎医師の精神鑑定は信用できないとして、懲役2年6カ月を求刑しました。

自民党政治にさよなら! 神奈川革新懇が活動交流

神奈川革新懇は9月6日、「夏の活動交流会」を開き、65人が参加しました。
開催スローガンは「日本をダメにした自民党政治にさよならを!」です。
代表世話人で日本共産党神奈川県委員長の藤原正明氏が、自民党総裁選と立憲民主党代表選など激動する情勢を報告しました。

若者の就職問題は終わったか 運動を継続することが大事

学生・青年の就職の現状などについて、「高校生・大学生・青年の就職問題を考える会」の菊地克則さんに寄稿してもらいました。

「考える会」は、バブル崩壊後の就職氷河期、1995年11月に、神奈川労連の提起で、12団体で発足しました。
 時は就職できない、不本意就職や自殺する若者が続出し政治問題になりました。「ロストジェネレーション」と言われる就職氷河期世代は50歳代になりますが、今なお困難な人生を強いられている人もいます。

私も言いたい― 出産編 ―  神奈川県在住 T・Iさん 中

男性の育児休暇を「当たり前」に

前回、第一子出産時に陣痛から分娩までパートナーに付き添うことで、自分のジェンダー観がアップデートされたという話をしました。それまでも、一応自分はフェミニスト、少なくともそうあろうと努めていたつもりでしたが、今思えば「客観的な理想」としてしか捉えていなかったと思います。もちろん、自分が産みの苦しみを代わることができない以上、完全に主観的に捉えることはできないとしても、痛みに寄り添い体験を分かち合うことで解像度が上がったのだと思います。

県民に役立つ組織として力強く運動を かながわ生活相談ネットワークが総会=横浜

かながわ生活相談ネットワークの第7回総会&お話と文化の集いが9月11日、横浜市内で開かれ、40人が参加しました。
事務局の栄義昭氏が司会進行を務め、私が開会あいさつを行いました。
会を代表して岡本一氏が、異次元金融緩和政策の11年間と脆弱な日本経済の指標を示しながら、大企業の肥大化と低賃金・低迷・国民負担上昇・貧困格差拡大の実態を告発しました。