「新かながわ」2020年7月26日(第2550)号

「教科書採択、先生・子どもたち・保護者が安心して使える教科書を」横浜市民・有識者会議が774人共同アピール

 8月4日に予定されている横浜市立中学校の教科書採択をめぐって、「横浜教科書問題市民・有識者会議」(代表・藤岡貞彦一橋大学名誉教授)は7月10日、市役所内で記者会見を開き、市内在住・在勤の市民・有識者の共同アピール「どうか、現場の先生・子どもたち・保護者が安心して使える教科書を子どもたちに渡してください」を発表しました。呼びかけ人は103人、賛同者は671人(17日現在)となっています。

「コロナ持続化給付金、情報取得や申請で困難」あん摩・はり・きゅう、視覚障害者が改善を要望

 持続化給付金が「オンライン」中心の対応となり、あん摩・はり・きゅう(あはき)で開業する視覚障害者が情報接続や申請で困難を抱えています。この問題で、神奈川県視覚障害者の生活と権利を守る会は7月6日、経済産業省・中小企業庁の担当者と懇談し、障害者差別解消法に基づく合理的な配慮にそった対応を求めました。日本共産党の、はたの君枝衆院議員が同席しました。

「学習運動をさらに広げよう」県学習協が総会

 神奈川県労働者学習協会(会長・萩原伸次郎横浜国大名誉教授)は7月12日、第59回定期総会を横浜市内で開きました。参加者は、コロナ禍で労働者の解雇、雇い止め、ボーナスや賃金の大幅削減・不支給など深刻な事態の下で、国民の命と暮らしを守り、展望を持って前向きに生きていける社会をめざす学習運動の経験を交流し、新年度方針を決めました。