「新かながわ」2016年2月21日(第2347)号

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茅ケ崎「9の日」スタンディング
1万人突破、参加者の思い

 「9」のつく日に茅ケ崎市のJR茅ケ崎駅前で、「輝け!憲法9条」「原発のない社会を」などをアピールする「9の日スタンディング」。13年目に入り、2月9日には参加者が延べ1万人を超えました。通行人からは「今日も寒いなか、ご苦労様です」などの声が寄せられました。参加者の思いは―。

あさか由香サポーターズ  初宣伝
参院選挙勝利へ

 夏の参院選挙で日本共産党のあさか由香神奈川選挙区候補を押し上げようと、「あさか由香サポーターズ」の活動が始まっています。

 「憲法守ろう あさか由香」「命を守ろう あさか由香」「一緒に変えよう あさか由香」
 2月14日、JR桜木町駅前にコールが響きました。学生、ママ、弁護士など約30人が参加し、初めて宣伝しました。
 リレートークでは、5人があさか候補への期待を寄せました。
 「これから子どもを生み育てる世代として、原発のない安心して暮らせる国にしてもらいたい」
 こう訴えたのは、中瀬奈都子弁護士です。原発事故後、あさか候補が母親として放射線測定活動などに取り組んだことにふれ、「同世代の代表としてあさかさんにぜひ国政で頑張ってほしい」とエールを送りました。

日本共産党横浜市議団
市政への要望 発言相次ぐ

 日本共産党横浜市議団が2月10日に市役所内で開いた市政懇談会。大貫憲夫団長の報告後、参加者から発言が相次ぎました。市は、小児医療費助成の対象年齢を2017年度に小学校6年生まで引き上げる一方で、一部負担金の導入を検討しようとしています。一部負担金導入に対し、「若いお母さんが怒っている」と訴えたのは、新日本婦人の会県本部の泉水令恵会長です。アンケートで実態を調べていきたいと述べました。全国で当たり前になっている中学校給食の実現も訴えました。

「横浜の教科書採択の異常性を市民に広めよう!」歴史的問題点と運動課題を考える

自民が林市長をとり込む横浜教科書問題市民・有識者会議市民集会

 横浜教科書問題市民・有識者会議は2月12日、横浜市内で、「横浜の教科書採択の問題点と運動課題を考える」市民集会を開き、45人が集まりました。副代表の後藤仁敏さんが、自民党の右傾化と教科書採択の経過、2009年と11年の教科書採択と市民運動、15年の教科書採択と市民運動、市民運動の今後の課題について報告しました。その内容の要旨を紹介します。

「建国記念の日」反対するつどい

 「建国記念の日」に反対する神奈川県民のつどいが2月11日、横浜市内で開かれました。主催は実行委員会。101人が参加しました。「建国記念の日」は、明治政府が天皇の専制支配を根拠づけるため、架空の人物である「神武天皇」の即位の日としてつくりあげた「紀元節」を復活させたものです。つどいでは、日本基督教団神奈川教区社会委員会の内田保彦さんが基調報告。「紀元節」が戦前・戦中の天皇制と切っても切れない関係にあったことなどを語りました。

鎌近のこす会がシンポ
ドキュメンタリー上映

 第7回プチシンポジウム「どうする?どうなる?鎌倉近代美術館」が2月7日、大船・木のおうちゆるこやで開催されました。1月31日に神奈川県立近代美術館鎌倉本館は公開を終了。このシンポジウムはパネラー、参加者ともに自由に発言できることが特徴です。主催である「鎌近のこす会」の役割は終わった、所蔵品の行方を追うべき、諦めてはいけないと様々な意見が飛び交いました。閉館後の方針が噂ばかりで全く報道されていない現状と、我々はもっと美術について考え、美術を取り巻く環境に対して目を向けていかなければならない。そのためには研究会は必要だし、若い人、美術になじみのない方の参加が必要だという結論となり、会の存続を誓いました。