2015年11月15日(第2336)号

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「戦争法」反対の声発信を
県民の安全守れ
県市民実行委が県交渉

 「いのちとくらしと雇用・営業を守る神奈川県市民実行委員会」は対県交渉を行っています。11月5日は、平和・基地・国際連帯の分野で交渉しました。
 県平和委員会の菊谷節夫理事長(交渉団長)、県原水協の笠木隆事務局長らが参加。企画調整課の篠原仙一課長らが対応しました。最終的な回答は、来年3月に文書で提示されます。
 憲法違反の「戦争法」の撤回を政府に求めることについて、県は「安全保障の問題は国の専権事項であり、県はその判断、決定に直接関与する立場にない」と消極的な考えを示しました。

基地ノート765「T-AGOS艦 南シナ海に」

 T-AGOS艦の最新型「インペッカブル」はLFAという装置を初搭載した音響測定艦だ。最新型だから最も潜水艦の音紋をきれいに録音する能力が高いのだが、それだけでない機能を備えた。それがLFAだ。LFAとは低周波アクティブソナーの略で、船体の中央部から巨大な板をいくつも鎖でつないだような音声発生装置を下に垂らす装置だ。
 T-AGOS艦は本来、静寂な潜水艦のスクリュー音などを海中から拾い、その特徴となる情報を得る。

 神奈川県水道事業の民間開放
箱根地区
包括委託を考える⑥

海外進出のための習得には不適切
 神奈川県企業庁OBの小川晃司さんが自治体研究社から出版した「これでいいのか自治体アウトソーシング」で箱根水道事業の特徴を書いています。
 それによると、箱根水道事業の包括委託が、海外進出のための水道事業の習得には不適切な場所であると指摘しています。