2015年9月6日(第2326)号

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国会 12万人が包囲 反戦争法案 全国で集会・デモ

 戦争法案廃案と安倍政権の退陣を求める「国会10万人、全国100万人大行動」が8月30日に行われました。総がかり行動実行委員会が呼びかけた国会大行動には主催者発表で12万人が参加しました。国会前に設けられたステージでは音楽家の坂本龍一氏や小説家で作家の森村誠一氏など著名人もスピーチ。志位和夫(日本共産党委員長)、岡田克也(民主党代表)、吉田忠智(社民党党首)、小沢一郎(生活の党代表)の各氏がマイクを握りスピーチ。参加者とコールしました。国会前の道路は人で埋め尽くされ、参加者は「安倍はやめろ」「勝手に決めるな」のコールをくりかえしました。全国では1000カ所以上で連帯行動が行われました。

〝声を上げれば政治は変わる〟初めて街頭で訴え 母親がリレートーク

 戦争法案の廃案めざして、新日本婦人の会神奈川県本部が取り組んだレッドアクション(8月29日)。横浜市の桜木町駅前で、約100人の女性や子どもたちがアピールしました。レッドアクションでは、初めて街頭で訴える女性の姿が目立ちました。

初宣伝 安保法案に反対するママの会@神奈川
 子どもも「ぼくはせんそうに行きたくありません」

 「安保関連法案に反対するママの会@神奈川」は8月26日、横浜市中区のJR桜木町駅前で宣伝を行いました。会は7月中旬にフェイスブックページを立ち上げ、現在のメンバーはフェイスブック上で集まった母親など160人にのぼり、760人以上が賛同しています。今回はじめて、会が主体となって宣伝しました。これには約40人が参加し、リレートーク、署名やシール投票を行いました。リレートークでは、「自分達の子どもに平和な社会をつなぎたい」「国民や市民の意見を無視した政治は絶対許せない。こんな国を子ども達に渡したくない」「戦争に子ども達が連れていかれるんじゃないかという不安をすごく感じる」とそれぞれの思いを語りました。8歳の子どもが「僕は戦争に行きたくありません。お友達にも戦争に行ってほしくありません。戦争反対」と訴える場面もありました。

日鉄住金鋼管川崎製造所の火災事故 共産党が申し入れ

 川崎市川崎区浮島町の日鉄住金鋼管川崎製造所で起きた火災事故(8月24日)で、日本共産党川崎市議団の市古映美団長、石田和子副団長は25日、畑野君枝衆院議員、君嶋ちか子県議とともに、事故原因の究明と再発防止策を徹底すること、労働者・周辺住民の安全対策を徹底することなどを求めて市に申し入れました。砂田慎治副市長が申し入れ書を受け取りました。

後期高齢者 医療制度に抗議! 集団不服審査請求提出

 神奈川県社会保障推進協議会は8月27日、高齢者に重い負担と差別医療を押しつける後期高齢者医療制度に抗議し、高齢者に安心の医療を目指して、集団不服審査請求書22人分を後期高齢者医療審査会あてに提出しました。県庁での提出に先立ち、後期高齢者医療制度についての学習会を県年金者組合事務所で行いました。

平和と復興への思い乗せ小田原 旭丘高校へ

戦後70年「未来」プロジェクト
高校生 自転車ピースリレー

 平和と東日本大震災復興への思いを乗せる「高校生自転車ピースリレー」。8月26日には、7台の自転車が元気よく小田原市の旭丘高校に到着しました。ピースリレーは、「高校生・戦後70年『未来』プロジェクト全国実行委員会」が行っているもの。広島市の平和記念公園にある「平和の灯」と、東日本大震災の犠牲者を追悼する宮城県石巻市の灯火をカンテラに移し、高校生が自転車でリレーしてつなぎます。全国7つのコースで、250人以上の高校生が走っています。同日午後3時20分頃、東海道ルート(東京~名古屋)の走者は、あたたかい拍手で迎えられました。