2015年7月26日(第2321)号

2321

安保関連法案インタビュー
この人に聞く
砂川事件被告 菅野勝之さん=川崎市在住=

自民党の砂川論拠、もってのほか
集団的自衛権は裁判の争点ではなかった

 自民・公明の与党は7月16日、世論の大きな反対を押し切って衆院本会議で戦争法案の採決を強行し、賛成多数で可決させました。今後は参議院で審議されることになります。しかし、政府の答弁が人によって食い違ったり、変遷するなど、法案への疑問は広がっています。そして、自民党が同法案への根拠としているのが、砂川事件をめぐる1959年の最高裁判決。、砂川事件の被告で川崎市幸区在住の菅野勝之さん(83)に聞きました。

年金受給者255人が提訴
横浜地裁 年金引き下げ違憲訴訟

 国による年金支給額の減額決定は違憲だ―。神奈川県内の年金受給者255人が7月15日、国を相手に年金の引き下げ取り消しと損害賠償を求めて横浜地裁に提訴しました。

横浜市大で緊急シンポ「安保法制を問う」

 横浜市金沢区の横浜市立大学で7月16日、「市大発安保法制を問う!緊急シンポジウム」が開かれ、学生、教職員、高校生、市民など約50人が参加しました。

「若者を戦場に送るな!」根岸線沿線九条の会連絡会がつどい

 JR根岸線の洋光台、港南台、磯子駅周辺の住民らでつくる「根岸線沿線九条の会連絡会」は7月11日、「安倍暴走NO!若者を戦場に送るな!」と、横浜市磯子区の新杉田駅近くの杉田劇場で、つどいを開きました。 330人の参加者で会場は埋め尽くされ、入れない人はロビーでモニターを視聴するほどの盛況でした。

「許すな戦争法案!」
日本とドイツの戦後の違い
九条かながわの会 7月9条学校

 横浜市中区の開港記念会館講堂で7月14日の夜、九条かながわの会主催の7月9条学校「ゆるすな戦争法案!ドイツと日本の違い」が開催され、169人が参加しました。