2015年7月19日(第2320)号

2320

ルネサスの大リストラ
運動の成果と教訓を語る

 半導体大手・ルネサスエレクトロニクスの大リストラとたたかってきた「ルネサスリストラかながわ対策会議」が7月1日、川崎市内で総会を開きました。取り組みの成果と教訓を事務局長に語ってもらいました。

新婦人
100人が戦争法案反対で宣伝
女性のレッドアクション

 新日本婦人の会神奈川県本部は7月10日、横浜市中区のJR関内駅前で、「戦争法案」に反対する「女性のレッドアクション」を行いました。赤いシャツを着た約100人の女性が参加。「戦争するな!憲法こわすな!」と書かれたタペストリーを掲げ、「戦争法案」反対の署名を呼びかけました。坂田綾子副会長は「多くの女性が声を上げれば必ず『戦争法案』は廃案にすることができます」と訴えました。

横浜弁護士会が憲法七夕パレード

 「星に願いを!」と横浜弁護士会は7月9日、横浜市内で、「憲法七夕パレード」を行いました。雨の中、浴衣や法被を着た弁護士ら約500人が参加。七夕のササ飾りを手に持って歩きました。パレード前の集会で、同会の竹森裕子会長は、衆院憲法審査会で3人のすべての憲法学者が安全保障関連法案は違憲だと指摘したことにふれ、「立憲主義、憲法に反するこの法案を絶対に通してはならない」と強調。「市民のみなさんも私たちと一緒に最後までたたかってください」と呼びかけました。

キャンプ座間に持ち込まれた炭疽菌
細菌や有害化学物質持ち込み放題
日米合意を守らない米軍、放置する国

 米国防総省のウォレン報道部長は6月、在日米陸軍キャンプ座間(座間市、相模原市)にも生きた炭疽菌が持ち込まれていたことを明らかにした。炭疽菌は2005年に持ち込まれ、サンプル訓練後の09年には処理されたという。情報は10年間も、明らかにされなかった。日本の検疫体制の抜け穴が米軍基地にあり、米軍の管理体制のずさんさ、さらには日米合同委員会合意も守られず、米軍からの通知がなければ対処もできない。もしものことがあれば神奈川県を含む首都圏は壊滅的な打撃を受けていたかもしれない。

藤沢高校跡地民間売却、
動物保護センター建設基金条例
 加藤なを子県議が反対討論

 7月13日の神奈川県議会本会議で、県立藤沢高校跡地(藤沢市本町)を民間企業に売却する土地処分と、建て替え資金全額を募金で集める動物保護センター建設基金条例の両議案が、賛成多数で可決されました。両議案に対する日本共産党の加藤なを子県議の反対討論(要旨)は次の通りです。

汐田総合病院
「よこはま健康友の会」が無料塾
「分かる」と子どもに評判
マンツーマンで親切に

 汐田総合病院の患者などでつくる「よこはま健康友の会」が無料塾を横浜市鶴見区矢向の友の会会館で毎週1回開いています。これは、経済的に学びたくても学べない子どもたちのために開いているものですが、評判が評判をよび、地域の子どもが大勢来るようになりました。塾に通っている子どもも無料塾は楽しいとやってきます。

困ったときの駆け込み寺
なんでも生活相談活動交流会
国民の苦難あるところに

 「困ったときの駆け込み寺 生活相談所」――なんでも生活相談活動交流会が7月7日、神奈川建設プラザで開かれ、生活相談員など60人が集まりました。
 交流会は、神奈川県全体の「神奈川生活相談ネットワーク結成」を目指すもので、昨年に続き2回目。経験交流と人的交流と後継者づくりで全県的な「生活相談のネットワーク」をつくり、「ゆりかごから墓場まで」あらゆる問題に対応できる総合的な相談センターづくりをめざしています。