かながわ点描「首都高速横浜北環状線」(神奈川区)

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 京浜東北線で新子安から鶴見に向かうと、左手の丘に子安台公園がある。公園の西には国道1号、東には国道15号がある。その15号と公園の間をJRと京急で10の線路が通る。この線路を越えるガードは少なく、朝夕には渋滞。

 そこで、これらの線路を跨ぐ計画が作られた。首都高速横浜北環状線は生麦ジャンクションと第三京浜の港北インターを繋ぐ。ランプへの出入り、一般道とで7本の橋が建設される。

 鉄道や国道15号を跨ぐ大工事。子安台公園の前の仮設の工場で橋桁を作り、作った橋桁をレールに載せてせり出して、1本目の橋を架け、2本目からは、その上を通して橋桁を架ける。

 飛躍的に増える交通量で大気汚染が心配。反対運動が繰り広げられています。日本は今、人口減少社会。数十年経つとこれらの橋を使う人も半減?その時、これら巨大な7本の橋のメンテナンスが出来るのだろうか?