「新かながわ」2026年6月28日(第2819)号

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労組・市民・野党の共闘を築き改憲を阻もう

15人の弁護士・学者が呼びかけ 市民集会に320人

 「戦争の危機に憲法の光を! かながわ市民集会」が6月14日、横浜市内で開催されました。県内の15人の弁護士と学者が呼びかけたもので、320人が参加しました。

若い女性たちの行動が広がっている

 主催者を代表して山根徹也横浜市立大学教授が「憲法の平和主義と人権尊重の光を輝かせ、市民が声を上げて、国会議員を励まそう」とあいさつしました。
 呼びかけ人を代表して、福田護、岡田尚両弁護士が問題提起。福田氏は「高市政権は台湾有事をあおり、戦争への道を走っている。その総仕上げは9条を中心とする憲法改悪だ。日本は重大な岐路に立っている」と強調。岡田氏は「戦争の惨禍を二度と繰り返さないと世界に宣言した憲法をもつ我が国が戦争への道を走っている。今ならまだ間に合う。憲法を持って街に出よう」と呼びかけました。

党派超え高市政権の暴走を阻止へ

 5党の議員が国会報告。中道改革連合の有田芳生衆院議員は「憲法審査会で9条の大切さを訴えたい」、立憲民主党の小西洋之参院議員は「緊急事態条項も9条改憲も止めたい」と述べました。
 日本共産党の畑野君枝衆院議員は、「憲法審査会で頑張ることができるのは皆さんの応援のおかげだ。武器輸出解禁、ミサイル配備など暴走する高市政権を止めたい。ともに頑張りましょう」と力を込めました。

さらなる運動の拡大に取り組もう

 最後に、参加者は「今後、連携して、平和への道を追求することに全力をあげることを確認」し、「国会の内外において、さらなる運動の拡大に取り組む」との集会宣言を拍手で確認し、閉会となりました。(後藤仁敏)

チャレンジ’27 地方選 横浜市南区・市議選 あらき由美子(66)

だれもが安心して暮らせる市政実現

 前回の統一地方選挙では288票という僅差で次点、落選となりました。
市議団長としての責任を果たせず、また市政の重要課題が山積している状況の中で、議員として戻れなかった悔しさとともに「次の選挙はなんとしても勝たなければ」という思いで3年間活動してきました。

川崎市中原区・等々力緑地の施設利用料の引き上げに反対

市議団 井口副団長が代表討論

 第2回川崎市議会定例会で6月18日、日本共産党市議団は、議案29件のうち、中原区の総合公園・等々力緑地の施設利用料金を引き上げる議案など9件に反対しました。採決に先立ち、井口まみ副団長が代表討論に立ちました。
 市都市公園条例を改正する議案は、等々力緑地に新設する新陸上競技場などを有料で利用できる公園施設とし、指定管理者に管理させ、テニスコートなどの利用料金の上限を改定します。

川崎市議会 国による教育内容への介入を示唆する意見書案など

共産党 市古、斉藤議員が反対討論

 川崎市議会本会議で6月18日、①「校外活動における安全管理体制の確保を求める意見書」案、②「皇室の伝統に基づく安定的皇位継承を確保するための法整備の早期実現を求める意見書」案、③「皇位の男系継承維持を求める意見書」案の採決が行われました。日本共産党などが反対して、否決されました。

自由の窓11 ソ連邦時代とは何だったのか

 カザフ自治ソビエト社会主義共和国は1925年設立され、36年にソ連邦の一員となりました。この国がどのようなものだったのかを俯瞰する上でまず考慮すべきは、その人口動態です。カザフスタンは20年代初頭から30年代前半にかけて2度に及ぶおぞましい飢饉・飢餓に見舞われ、およそ200万人が餓死し、同程度の人々が隣国に逃れました。逃亡で多くの人々が命を落としました。

ハラスメント条例制定を 横浜市会共産党市議団が議長に申し入れ

 日本共産党横浜市議団は6月15日、ハラスメント防止条例(仮称)の制定や、政務活動費の透明性向上とルールの厳格化などを求め、渡邊忠則市会議長に申し入れました。
 党市議団からは、古谷やすひこ団長、白井正子副団長、みわ智恵美、宇佐美さやか、大和田あきお各市議が出席しました。

防衛大学校いじめ国賠訴訟 最高裁が上告不受理

元学生の訴訟弁護団が抗議声明

 防衛大学校(横須賀市)に在学中、上級生などからいじめを受け、うつ病や適応障害を発症したとして、元学生が国と当時の上級生に損害賠償を求めた訴訟をめぐって、最高裁判所第2小法廷(三浦守裁判長)は、元学生の上告受理申立を不受理とする決定(6月5日付)を行いました。元学生の弁護団は15日、「形式的な書面の審理だけで、元学生の上告受理申立を不受理としたことは極めて不当」との抗議声明を出しました。

県平和委員会主催の「台湾の歴史と平和交流の旅」 上

県平和委員会会員・日中友好協会県連 事務局長 柏木優子さんのリポート

 神奈川県平和委員会は5月24日から28日まで、「台湾の歴史と平和交流の旅」を実施しました。県平和委員会会員で、日中友好協会県連事務局長の柏木優子さんにリポートしてもらいました。
 何かと話題になる台湾へ行ってきました。
 5月24日から28日までの5日間、神奈川県平和委員会主催「台湾の歴史と平和交流の旅」に総勢30人で参加しました。

台北駅から台南駅へ

 台北市内にある松山空港に午後1時半到着、気温は35度、ハイビスカスやブーゲンビリアなどの夏におなじみの花や名前の知らない南国の花々が咲く街路樹の下を通り、台北駅へ。日曜日、冷房の効いた台北駅の構内は、足の踏み場もないほどの5~6人のグループが車座になって談笑しています。聞けば、インドやパキスタン、フィリピンなどから台湾に出稼ぎにきている外国人が、同胞を求め毎週週末にここに集まり、お国の言葉でおしゃべりを楽しんでいるそうです。日本の東京駅ならすぐに解散させられてしまうのではと思ってしまいます。

知っているようで知らなかった台湾の歴史①

 台南市は日本でいえば京都のような古都で、400年前からの寺院や町並みが残っています。なぜ400年前からかというと、それまで台湾には、少数民族が点在して住んでおり、文字を持たなかったため記録がありません。400年前にオランダが攻めてきて台湾を占領しここに街を創った時からの歴史が刻まれていきます。

性加害・性被害がなくならないのはなぜ?

「人権侵害を許さない女性たちの会」が学習会 助産師・櫻井裕子さんが講演

 「人権侵害を許さない女性たちの会」は6月6日、横浜市内で、「性加害・性被害はなぜ無くならないの?」をテーマにした学習会を開きました。
 講師の櫻井裕子さんは、助産師、性教育の講師として活動。10代に向けて性教育を実施し、性加害者にも継続的に会い、出産の援助活動なども行っています。

性暴力許さない社会をめざし

 主催した中心の「黒岩知事の人権侵害を無かったことにできない女性たちの会」(女性たちの会)は、黒岩祐治知事が知事になる前に行った女性蔑視の行動を、決して過去の出来事としてなかったことにしたくないと立ち上がった会です。

シネマ散歩 『ドゥランダル作戦』(監督・脚本:アーディティヤ・ダール)

フィクションか現実か

 2025年、インドで12月の公開ながら、わずか1カ月足らずで年間ナンバーワンヒット作となったスパイ・アクション映画が上陸。「IC814便ハイジャック事件」、「国会議事堂襲撃事件」、「ムンバイ同時多発テロ」という実際に起きた3つの事件をベースに、国家間の裏側に暗躍する者たちのさまざまな思惑が描かれる。
 3時間26分という超長尺ながら、刻々と変わっていく主従関係を追うことに集中していると、決して長くは感じられなかった。

『俺たちの歌~魂の作曲家・荒木栄~』 横浜で7月11日上映

河野好行さん 映画の魅力語る

 長編ドキュメンタリー映画『俺たちの歌~魂の作曲家・荒木栄~』が7月11日、横浜市中区の市健康福祉総合センター4階ホールで上映されます。主催する神奈川のうたごえ協議会の河野好行さんに映画の魅力を語ってもらいました。