「新かながわ」2025年4月6日(第2762)号

「県立中井やまゆり園の独立行政法人化やめよ」県議会 共産党・大山団長が反対討論

 3月25日の神奈川県議会本会議で、日本共産党は54議案のうち、一般会計予算など8議案に反対しました。採決に先立ち、大山奈々子県議団長が反対討論に立ちました。
 大山氏は、一般会計予算には私学助成の拡充など前進面がある一方で、必要性や優先度が低い事業などを続ける予算も計上されていると指摘しました。

「園芸博・中学校給食・大型開発 三施策は賛成できない」横浜市会 市予算案で宇佐美議員

 3月25日の横浜市会で、日本共産党の宇佐美さやか議員が一般会計予算に反対する立場から討論しました。
宇佐美氏は、三つの施策について賛成できない理由を説明しました。
 一つは、2027年開催予定の国際園芸博覧会の計画についてです。

川崎市予算案組み替え提案「福祉・暮らし向上のために」川崎市議会 渡辺、井口氏が提案・討論

 3月19日の川崎市議会本会議で、日本共産党の渡辺学市議は予算の組み替え提案を行い、井口真美市議が予算案に反対討論を行いました。
 渡辺氏は、「地方自治体には国の悪政から市民生活を守る防波堤の役割を果たすことが求められているが、新年度予算案は、市民の福祉や暮らし、市内中小企業への支援、雇用対策など極めて不十分なものとなっている」と指摘しました。

【創刊60周年新かながわあれこれの窓・5】ぜん息患者が苦しむ姿を初めて目にして

 「新かながわ」の在藉はわずか10年間ほどでした。それは、「70年安保闘争」、基地闘争が燃え広がり、共産党が総選挙で神奈川県の3つの選挙区で全員当選を果たしました。また、神奈川県、横浜市、川崎市、鎌倉市、藤沢市に革新自治体が誕生した時期でもありました。

親子で山登り22 シダンゴ山(松田町)「ダンゴよりも豪華カップメンに大満足」

 「シダンゴ山でダンゴを食べよう」-。
 2月下旬、松田町のシダンゴ山へ。でも、一緒に登った長男(13)と次男(9)が最も印象に残ったことは、山頂で食べた豪華なカップラーメンでした。

【リレートーク】仲間と平等を追い求め続けて8(元神奈川県職労連女性部長)

家族的責任は、「fifty―fifty、50/50」

 いまでは、男女共に取れる育児休業制度だが、その権利が制度化されるまでには、女性たちの長い闘いの道のりがあった。
 かつての女性たちの要求は、どちらかというと、妊娠・出産に関わる母性保護に関する権利の拡大に重点が置かれていた。保育所の整備との関係もあるが、育児のための休業制度の始まりはいつか。

【シネマ散歩】虚構とリアルの間で“演じる”を演じる女優たち「Page30」(原案・監督:堤幸彦)

 「SPEC」や「TRICK」で知られる堤幸彦監督の最新作はエグゼクティブプロデューサーをDREAMS COME TRUEの中村正人が務め、ジャズピアニストの上原ひろみが中村と共に音楽を担当するセミドキュメンタリー映画。
 4人の女優が自分たちだけで4日後の舞台を成功させることができるのか、その稽古の様子から本番の公演までが描かれる。〝演じる〟とは何かを見せつけられる2時間。