「新かながわ」2025年1月12日(第2751)号
米軍以外15カ国軍隊 県内自衛隊基地を使用 〝不法な入国〟怒りの声広がる
安保法制成立以降、米軍以外の外国軍隊が訓練や訓練前後の補給などのために神奈川県内の自衛隊基地を使用しています。これに対し、「無法な入国だ」「不当な対応」など怒りの声が上がっています。
防衛省は昨年10月25日、日本共産党の志位和夫衆院議員事務所に資料を提出。それによると、県内の自衛隊基地を使用した米軍以外の外国軍隊が、昨年9月30日現在で15カ国あったことが分かりました。
『アンネの日記』に出会う|自由の窓5
ようやく自分の答えにたどり着いたと思ったころ、何気なく手にとった『アンネの日記』はショックでした。
この何ということもない少女の喜びや悲しみ、家族への自然な愛、隠れ家という極めて限られた空間の中でも縦横に駆け巡る生き生きした感性や夢の数々、それらの一つ一つがなんと輝かしく、いとおしいことか!
私はそれまで、自分の生命が役に立つ道がどこにあるかを探してきました。つまり生命を道具として考えていたことになります。
沖縄県民大会に連帯 川崎市多摩区 6カ所で行動
川崎市多摩区では昨年12月19日、沖縄県民大会に連帯した「19行動」が6カ所で取り組まれました。
35人が参加。多摩区実行委員会のニュースと全国革新懇と安保破棄中央実行委員会作成のチラシを市民に配布し、石破自公政権がごり押しする沖縄の〝事態〟を告発しました。
近代国家のジェンダーで 雨岳民権の会が民権講座開く
「雨岳民権の会」は、10年ほど前から県内の自由民権運動を中心に研究・学習にとりくんでいます。昨年11月23日には、伊勢原市の雨岳文庫を会場に「民権講座」を開催しました。
雨岳文庫は江戸後期建築の豪農の住宅で代官屋敷の機能を備え、現在は国登録有形文化財に指定されている建物です。当日は主屋の広間と土間は、約50人の参加者でいっぱいになりました。
私も言いたい|未来の担い手 子ども政策の底上げを
「銀(しろがね)も金(くがね)も玉も何せむに優れる宝子にしかめやも」
これは万葉集に収められている歌人・山上億良の有名な歌です。「金や銀などの宝物よりも、子どもの存在は貴いものだ」学校で習ったことを思い出した人も多いのではないでしょうか。
いつの時代も子どもは愛らしい存在であると同時に、いつも気になってしまう心情がみごとにこめられています。では現代を生きる子どもたちはどうなのでしょう。
トランプを創り変えた3つのルール|シネマ散歩「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」
今月20日に行われる就任式をもって、アメリカ合衆国大統領としての2度目の任期をスタートさせるドナルド・トランプ。再任後の世界を想像して「もしもトランプが再任されたら」というフレーズを略した「もしトラ」という言葉が流行するほど日本での関心も高い。そして残念ながらその語に続くフレーズはネガティブなものが多く見受けられた。
そのような状況の中、若き日のトランプにスポットライトを当て、その人格形成の過程をひもとこうとする映画がアメリカから届けられる。
資料でみる神奈川 かながわ総研が資料集を作成
かながわ総研は、2024年版県政&市町村別等資料集を作成しました。特徴は、国・県・市町村の行財政資料、県民運動団体作成の資料等と神奈川の社会経済的資料により、神奈川の社会的全体像を明らかにしようとしていること、各分野別資料で県民の県政・市町村政への要求や期待が何であるかを明らかにし、県民運動に直接役立つ資料、より詳しく分析する手掛かりになる資料としていることです。また、ジェンダー平等を独立した章として構成しました。さらに類似都府県との比較資料も集録しています。