2015年10月4日(第2330)号
神奈川生存権裁判提訴
健康で文化的な
最低限度の生活を
原告らが憲法25条を守れ
「健康で文化的な最低限度の生活を」―。神奈川県内に住む生活保護受給者48人が9月24日、国の生活保護基準の引き下げは貧困状態をより悪化させ憲法25条に違反するとして、国と横浜市など7市を相手取り、引き下げの取り消しと損害賠償を求めて横浜地裁に提訴しました。「神奈川生存権裁判」に立ち上がった原告の思いは―。
港北九条の会
政権交代へ熱気ムンムン
「安倍よりましでしょう」野党一点共闘を
憲法学者の小林節さん地元で講演
港北九条の会は、横浜市港北区在住の憲法学者小林節慶応大名誉教授を迎え港北公会堂で講演会を開きました(写真)。会場は立ち見もでるほど盛況で約600人が参加し、政権交代への市民の熱気が伝わってきました。
「憲法の危機に立ち向かう」と題して講演した小林さんは「できない我慢をして共産党が民主党と一緒にやっていく」「共産党が我慢できるとは思わなかった」と切り出し、共産党の山下芳生書記局長と懇談することを報告し、野党結集、政権交代へ情熱を込めて語りました。
事件を風化させない 戦争法廃止を
米軍機墜落38年
横須賀で平和の母子像前集会
1977年に横浜市緑区(現・青葉区)に米軍機が墜落し、幼い2人の男の子と後に母親の土志田(旧姓・林)和枝さんが犠牲になった事故から38年がたった9月27日、横須賀市にある「平和の母子像」前で集会(主催・実行委員会)が開かれました。
約90人が参加し、事件を風化させず、核も基地も戦争もない平和な世の中をつくろう、戦争法を廃止させようと誓い合いました。
横浜で学校給食シンポジウム
横浜市民団体連絡会と横浜学校給食をよくする会は9月19日、横浜市の小中学校の給食を考えるシンポジウムを市内で開き、約90人が参加しました。
さよなら、戦争法案。神奈川学生デモ
学生14人が呼びかけ 1300人が参加
神奈川県内の大学に通い安保法に反対する学生14人が呼びかけた「さよなら、戦争法案。神奈川学生デモ」が9月20日、横浜市内で行われました。1300人が参加し、「賛成議員は震えて待てよ」「ここから始まる民主主義」「違憲の法案絶対無効」とコールしました。