2015年1月25日(第2297)号

2297

いっせい地方選挙
抜本的対案示し、市政動かす
日本共産党川崎市議団

 4月3日告示(12日投票)の川崎市議選(定数60)で、日本共産党は前回の市議選で獲得した10議席を確保し、議席増をめざしてたたかいます。党市議団(市古てるみ団長)は、市民の要求を実現するため、粘り強く奮闘してきました。

市民に冷たい福田市政
 2013年10月に当選した福田紀彦市長は、財政の厳しさを強調し、暮らし・福祉の施策を「ゼロベースで見直す」と述べるなど市民に冷たい姿勢です。特別養護老人ホームの整備など高齢者施策や、障害者施策でも実態に見合った前進はありません。小児医療費の小学6年生までの無料拡大を「すぐに議会に提案する」とした公約は、いまだに実現していません。
 その一方で、国際コンテナ戦略港湾、京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区整備など不要不急の大規模事業に税金を投入しています。
 福田市政を支えているのが、自民党、公明党、民主党、「新しい川崎の会」(元みんなの党)など事実上の「オール与党」。市議会では、福田市長になった以降も、市長提出の議案に全て賛成してきました。

基地の変貌を追う
日米共同で地球規模の指揮・管制能力を整備する厚木基地

(8)自動化、コンピュータ化された指揮権とは

 自動化・コンピュータ化が進むと、次に問題となるのが「判断」だ。空母GWの共同交戦能力CECのように、内陸深くからの対艦巡航ミサイルや対艦弾道ミサイル、また中距離弾道ミサイルにどのように対処するのかが現在の焦眉の課題となっている。

名木を訪ねて
シイノキ(杉山神社・川崎市高津区)

 大地にしっかり根を張った名木や古木、大樹には威厳があります。いつもどっしりと構え、人々の暮らしを静かに見守っているかのようです。それだけに地域の人たちは、由緒ある樹木を守り神のように大切にしています。何百年もの風雨に耐えた樹木が、神奈川県内には数多く見られます。今回からは、各地の住民に親しまれている樹木を訪ねたいと思います。