かながわ50景を巡る「神武寺と鷹取山(逗子市・横須賀市)」

深い樹林を抜けたら、薄墨色の巨岩が見えました。石造建物の遺跡のようでもあり、映画に出てくるインディアンの砦を思わせるようでもある大きな岩です。

特異な景観を造り出している鷹取山の標高は139メートル。眺めがよいことから太田道灌がタカ狩りをしたと伝えられ、いつとはなしに鷹取山の名で呼ばれるようになったといいます。