「新かながわ」2018年11月11日(第2472)号

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「横浜にカジノは必要ない」共産党市議団がシンポ開く

 横浜に賭博場・カジノは本当に必要か―。日本共産党市議団は、カジノ問題シンポジウムを開催(11月3日、横浜市)。会場いっぱいの220人が参加し、パネリストの訴えに驚きの声や笑い声があがりました。

カジノ反対署名 1時間に130人
誘致反対横浜連絡会
横浜駅西口高島屋前で宣伝

 カジノ誘致反対横浜連絡会は11月1日、横浜駅西口高島屋前で、カジノ誘致に反対する宣伝活動を実施しました。18人が参加し、カジノ誘致反対の署名集め、チラシ配り、シール投票を行いました。

神奈川県宗平協の講演会での中島三千男神奈川大学元学長の講演要旨

 神奈川大学名誉教授・元学長で歴史学者の中島三千男さんは10月18日、横浜市内で開かれた神奈川県宗教者平和協議会主催の講演会で、「天皇の『代替わり』儀式~安倍『改憲』の下ならし」をテーマに話しました。講演の要旨を紹介します。

天皇の「代替わり」
儀式の国民的議論を伝統は明治時代につくられた

 安倍政権は来年(19年)、天皇の生前退位と新天皇の即位に関わり4月30日から11月まで一連の代替わり儀式(以下「儀式」)を行う予定です。政府が18年4月、閣議決定した「儀式」の「基本方針」は「皇室の伝統等を尊重」するとしています。しかし皆さんがイメージしている衣冠束帯の王朝絵巻的な「儀式」は皇室の伝統ではありません。大半が明治時代以降に作られたものです。中世から江戸時代までの「儀式」は、陵墓を寺院におき僧侶が葬儀し、即位式は仏教的で唐風の装束をまとうなど、イメージと大きく異なるものでした。

「国民投票法の問題点考える」県弁護士会が講演会

 県弁護士会は10月26日、横浜市中区の横浜市開港記念会館講堂で、講演会「国民投票法の問題点について考える」を開き、272人が集まりました。県弁護士会憲法問題対策委員の永田亮弁護士が、国民投票法の法的問題点を次のように報告しました。