「新かながわ」2018年5月20日(第2450)号

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私たちの税金正しく使って
自民県議の政務活動費支出は不当
10人が返還求めて横浜地裁に提訴

 神奈川県議会の政務活動費の支出が問題になっています。支出の実態を調べた県民10人が、自民党の牧島功県議に不当な支出があったとして、交付した黒岩祐治知事を相手取り、自民党県議団に約205万円の返還を請求するよう求めて、横浜地裁に提訴しました。県民の税金を正しく使用させる取り組みです。

沖縄・神奈川連帯と交流のつどい
みんなの問題、一緒にたたかおう
稲嶺前名護市長迎えつどい

 沖縄県知事選勝利へ沖縄・神奈川の連帯と絆を強めよう―。5月13日に横浜市内で開かれた沖縄と神奈川「連帯と交流」のつどい。沖縄県の稲嶺進前名護市長が講演しました。会場の県民センターホールは、約260人の熱気にあふれました。つどいは、県平和委員会、安保廃棄県統一促進会議、新日本婦人の会県本部、神奈川革新懇、神奈川労連でつくる実行委員会が主催したものです。

石炭火発は「パリ協定」に逆行
知事は中止を求めよ
横須賀の火力発電所建設を考える会が申し入れ

 横須賀市で大型の石炭火力発電所を新設する計画が問題となっています。「横須賀の火力発電所建設を考える会」は5月9日、神奈川県の黒岩祐治知事に対し、環境影響評価準備書への知事意見で、パリ協定に基づく温室効果ガスの削減目標の達成を妨げる石炭火発建設の中止を求めるよう申し入れました。

横浜市「生活保護のしおり」改善へ
「受給」を「利用」に改めます
生健会の要請に回答

 横浜市は、生活保護制度を紹介する「生活保護のしおり」について、誤解を生む表記を改善する考えを示しました。生活と健康を守る会横浜市協議会と市の意見交換の懇談会で、市側が答えたものです。