「新かながわ」2017年12月17日(第2432)号
すべての子どもたちにゆきとどいた教育を
県議会に署名22万人分超提出
すべての子どもたちにゆきとどいた教育を―。生徒、保護者、教職員、教育関係団体が、保護者負担の軽減や教育条件の改善などを求めて、のべ22万7157人分の請願署名を県議会に提出しました。署名を集めた人たちの思いは…。
神奈川県議会 大山県議が代表質問
アスベスト対応で前向き答弁引き出す
12月4日の神奈川県議会第3回定例会で、日本共産党の大山奈々子県議(横浜市港北区選出)が代表質問に立ちました。県民の願いに立った論戦で、非飛散性アスベストへの対応では、黒岩祐治知事の前向きな答弁を引き出しました。
横浜にカジノはいらない
市役所前でリレー演説
カジノ誘致反対横浜連絡会が12月5日に横浜市役所前で行った宣伝。参加者は、リレーで演説しました。同会共同代表の後藤仁敏鶴見大学名誉教授は、「カジノ賭博場は、勤勉、勤労を否定するものです。教育者として絶対に許さない」と発言。日弁連カジノギャンブル問題ワーキンググループの松岡泰樹弁護士は、「カジノができると、ギャンブル依存症や多重債務の方も増えます」と話しました。
立憲民主党かながわ
設立準備会がシンポ
12月8日、横浜市内で、立憲民主党かながわ設立準備会が、シンポジウム「今、なぜ立憲か!?」を開催し、700人が集まりました。青柳陽一郎衆院議員が開会あいさつし、新しく当選した衆院議員を紹介しました。枝野幸男代表が「戦後、立憲主義は当たり前になっていたが、安倍政権がこれを破壊したことは許されないことだ。立憲主義をないがしろにする政権には正当性がない」と訴えました。藤井裕久元財務大臣は「戦前の治安維持法は戦争に反対した者を弾圧した。共謀罪は許してはならない」と述べました。
サンデーレポート
横浜環状北線 馬場出入口工事
住宅街で地盤沈下 全被害者救済を
首都高速道路・横浜環状北線(横浜市都筑区川向町―鶴見区生麦2丁目、延長約8・2㌔)の馬場出入口の工事で、大規模な地盤沈下が起き、建物や公共施設に被害が出ています。関係住民や、「都市計画道路岸谷線と大気汚染を考える会」が、すべての被害者救済を求めて取り組んでいます。
「措置要求」って?
横浜教職員の会 矢作富男さんが寄稿
横浜市立学校教員のKさんとSさんが、市人事委員会に対し勤務条件の改善を求めて「措置要求書」を提出しました。措置要求とは何か。「子ども・教育・くらしを守る横浜教職員の会」の矢作富男さんに寄稿してもらいました。