「新かながわ」2017年10月22日(第2424)号

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「比例は共産党」広げに広げ、市民と野党の共闘で安倍政権に退場の審判を

 「日本共産党の躍進こそ市民と野党の共闘を前に進める最大の力、日本の政治を良くする一番の保障です。『比例は共産党』の声を広げに広げ、共産党の大躍進を勝ち取らせてください」―。衆院選挙(10月22日投票)の勝利をめざし、志位和夫委員長は11日、はたの君枝衆院南関東比例・神奈川10区重複候補らとともに川崎市内で街頭演説しました。

神奈川10区
はたの君枝候補が全力
二極対決が浮き彫りに

 衆院選(10月22日投票)は、「自公とその補完勢力」対「市民と野党の共闘」の二極対決が浮き彫りになっています。神奈川10区では、日本共産党の、はたの君枝候補(衆院南関東比例重複候補)が、議席獲得をめざして、激しく追い上げています。選挙戦は、はたの候補と、自民党現職、民進党をやめた希望の党新人の争いになっています。民進党が希望の党に「合流」するなど、政党対決の構図が一変しました。10区で、安倍暴走政治ときっぱり対決し、国民の立場で抜本的対案を示しているのは、はたの候補だけであることが鮮明になっています。自民党候補は、10日の出陣式で、「ヨーロッパの先進国に比べて子育てにお金がかかる。子育てに手厚い対策をしていく。ただ税金を上げるだけではない」と消費税10%宣言をしました。また、「安倍総理にも厳しい批判がある」と述べながら、秘密保護法、安保法制、共謀罪法を強行してきたことや、9条改憲を公約に掲げたことには一言も触れませんでした。
 希望の党候補は10日、「安全保障の部分は現実を踏まえた対応をしないといけない」と訴えました。

衆院小選挙区
市民と野党の共闘広がる

 衆院選の小選挙区では、日本共産党、立憲民主党、社民党の各候補が、野党共闘を求めて活動してきた市民団体と政策協定を結び、選挙戦を一緒にたたかっています。神奈川10区では9日、日本共産党の、はたの君枝候補と「~なんてん~神奈川10区の会」が、政策協定を締結しました。

「働き方改革」に反対
立憲野党と市民が宣伝

 労働問題に取り組む青年たちでつくる「UNIEQ(ユニーク)」は10月9日、横浜市中区のJR桜木町駅前の広場で、安倍政権の働き改革に反対し、立憲野党を応援する緊急街宣を行いました。政党からは、日本共産党の岡崎ゆたか衆院比例南関東・神奈川13区重複候補、立憲民主党の、しのはら豪神奈川1区候補、社民党県連合の森英夫福祉委員長、民進党の真山勇一参院議員が訴えました。

都市部でも買い物弱者支援
木佐木県議に知事、前向き答弁

 買い物弱者支援や県営住宅の学生入居をめぐる、日本共産党の木佐木ただまさ県議の一般質問(9月19日)に、黒岩祐治知事は前向きに答えました。買い物弱者支援の必要性は、公共交通機関へのアクセスが悪い山間部・過疎地域などについて認められていました。