「新かながわ」2017年7月2日(第2409)号

2409

神奈川の負けない人達
「夢と希望が持てる建設業にしたい」 20年前より低い賃金 安定しない収入

 近代的な超高層ビルが並ぶ大都市。2020年東京オリンピックに向けて競技場やビル建設は加速しています。しかし建設現場で働く職人の賃金は他の産業よりも劣り20年前に比較して20%も低い状態です。今このチャンスを生かし夢と希望が持てる建設業界にしようとたたかっている職人がいます。

ここが変だよ
県議会3
牧島県議

1日1回8万円超のタクシー利用
15年12月52万6240円、16年3月44万4910円
自民「ケガのためタクシー利用」と説明

 2015年度の政務活動費の支出伝票・領収書は約4万2000枚といわれます。その多くを調べて、名前のない領収書の数の多さに驚かされました。誰が使ったかわからないのです。わずかに名前のある領収書でさえ、1人の議員が1日1回8万円超のタクシー交通費を使っていました。

神奈川県議会
第2回定例会
黒岩県政に対決、対案示す
日本共産党  代表質問・藤井県議、一般質問・加藤県議

 神奈川県議会第2回定例会の代表質問・一般質問が6月16日から23日まで行われました。日本共産党から、藤井克彦県議が代表質問(19日)に、加藤なを子県議が一般質問(22日)に立ち、黒岩祐治知事の見解をただしました。

小田原市と南足柄市の合併論議を考える(下)

 前回は合併を推進する論理と重点政策課題について述べた。今回は平成の大合併の総括、教訓から何を学ぶのか。同時になぜ、両市(特に小田原市)は、行政主導で拙速に合併を推進しようとしているのかを考えてみたい。