「新かながわ」2016年4月10日(第2354)号

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基地ノート777
米軍からの第一報
核事故にモニタリング体制なし
レーガン火災事故さえ通報せず?

 報道によれば、米原子力艦の原子力災害対策マニュアルを検証する内閣府の作業委員会は3月28日、第5回会合を開催し、応急対応範囲については従来通り、空母の場合は半径1㌔㍍以内で即時避難、1~3㌔㍍以内で屋内退避、原子力潜水艦の場合は半径0.5km以内で即時避難、0.5~1kmで屋内退避とし、距離の表記の前に「おおむね」という文言を加え、事実上現行通りとする結論に達し、作業を終了した。この問題を改めて考えたい。

藤井克彦県議 28年度予算に反対討論
子ども食堂に財政支援を中学校給食の完全実施迫る

 日本共産党の藤井克彦副団長は、3月24日に開かれた神奈川県議会本会議の28年度予算に対して、反対討論をおこないました。このうち、県民にとって優先度の低い施策を見直し、県民の願いに応える施策の充実を求めた部分(要旨)を紹介します。

憲法守れ 戦争反対 磯子区でパレード

 「憲法守れ」「戦争反対」。戦争法の施行を前にした3月27日、戦争法廃止を求める「いそご・ピースパレード」が横浜市磯子区で行われました。「憲法違反の戦争法は廃止」「アベ政治を許さない」など思い思いのゼッケンをつけたり、「STOP戦争法」、「保育所ふやして・保育士ふやして」のプラカードを持った参加者は、新杉田・ラビスタ広場から磯子区役所前までパレードし、「日本は戦争するな」と元気よくコールしました。

 鶴見でも2000万署名を4・5万集めよう!
ストップ戦争法
アベ政治を許さない鶴見区民の会が発足

 「ストップ戦争法 アベ政治を許さない鶴見区民の会」の発足集会が3月19日午後、横浜市鶴見区のハーモニーとよおかで開催され、会場いっぱいの59人が集まりました。はじめに、介護福祉士の根本ノブヒロさんがネイティブ・アメリカンフルート、トンコリ(アイヌの竪琴)、沖縄の三線を演奏しながら、戦争の悲惨さを伝える歌をうたいました。ついで、神奈川県憲法共同センター事務局長の山下孝広さんが2000万署名推進の状況を報告されました。