2015年9月20日(第2328)号
「戦争法案廃案 原子力空母いらない」横須賀大集会に8000人
9月13日、横須賀市で開かれた「横須賀の原子力空母永久母港化に反対する大集会」には約8000人が参加。戦争法案を廃案にし、原子力空母ロナルド・レーガンの横須賀配備計画を撤回させる決意を固める場となりました。
横須賀 戦争法案反対 超党派11人 200人が街頭宣伝
安保関連法案に反対する市民が結成した横須賀ALLsは9月12日、横須賀中央駅前広場で集会を開きました。
集会には約200人が参加したほか、井坂新哉県議(共産)をはじめ、ねぎしかずこ(共産)、大村洋子(共産)、井坂直(共産)、角井基(研政)、長谷川昇(研政)、小林のぶゆき(研政)、小室卓重(ネット)、小幡沙央里(無所属・みらい)の8市議が発言しました。
神建連決起集会
9・9賃上げ生活危機突破 「まともな賃金よこせ。戦争する国づくり許すな」
神奈川県建設労働組合連合会は9月9日、「賃上げ・生活危機突破」総決起集会を横浜市中区の関内ホールで開き、建設労働者と建設業者750人が集まりました。主催者を代表して白田宏記会長があいさつし、建設労働者の労働環境改善のために公契約条例を制定する必要性を強調。憲法違反の戦争法案を阻止するために頑張ろうと呼びかけました。来賓として日本共産党の畑野君枝衆院議員、君嶋ちか子県議、あさか由香参院神奈川選挙区候補、民主党かながわクラブの寺崎雄介、市川佳子両県議があいさつしました。集会では、「まともな賃金をよこせ」「社会保障と建設国保を守れ」「消費税増税はやめろ」「戦争する国づくりを許すな」と訴えるアピールを採択しました。
「平和のバトン」をわたせた!
第60回神奈川県母親大会in座間
戦争法案廃案の空前のたたかいのなか、第60回神奈川県母親大会が9月6日、座間市のハーモニーホール座間で開かれました。1300人を超える参加で、会場は満席となりました。市立野台小学校では分科会「親子で遊ぼう 子育てキラキラ!」が行われ、幼児教育専門家の熊丸みつ子さんが100人の親子と一緒に「子どもの幸せの原点は平和!」と語り、平和のバトンをわたしました。「子どもはしかって、ほめられて育つ」「子どもの笑顔を大切にしたい」など感想が寄せられました。
日産「非正規切り」裁判 東京高裁が不当判決
派遣法で派遣先に対して禁じている「事前面接」など、日産グループの組織的な脱法行為を告発してきた日産「非正規切り」裁判。東京高裁の杉原則彦裁判長は9月10日、日産の脱法行為を免罪し、原告の控訴を棄却する不当判決を言い渡しました。裁判は、県内の日産自動車と日産車体で「非正規切り」された5人が両社などを相手に直接雇用・正社員化を求めたものです。報告集会で、原告弁護団の藤田温久弁護士は、正社員の仕事を派遣に置き換えてはならない「常用代替防止」の原則を骨抜きにする流れに司法が追随したと批判。原告の阿部恭さんは、「日産の違法をただすまでたたかい続けます」と決意を表明しました。