2015年1月11日(第2295)号
2015 地方選の争点
学校給食法にのっとった中学校給食を
横浜で署名運動広がる
横浜市で中学校給食の実施を求める声が高まっています。中学校給食の実現と小学校給食の直営存続を林文子市長に要求した署名は、ここ十数年では最高の3万9880人分(昨年12月時点)に。中学校給食の実施は、4月のいっせい地方選挙でも大きな争点です。
横浜教科書問題
市民・有識者会議「近代日本の侵略の歴史と教科書」市民集会を開催
横浜教科書問題市民・有識者会議主催の「近代日本の侵略の歴史と教科書」についての市民集会がこのほど、横浜市内で開かれ、30人が集まりました。
棚橋克郎氏の開会挨拶から始まり、次いで太田幸男東京学芸大学名誉教授が、教科書問題をはじめ教育委員会制度、道徳の教科化、大学教授会の権限剥奪など、教育の反動化が進められているが、これを許さないよう、横浜で運動を広げようと挨拶しました。
鶴見区子育て懇談会
「手づくり鶴見子ども白書2014」作成へ
子どもが求めているのは平和
子どもが育つ環境が大きく変わる中で、横浜市の鶴見区子育て懇談会が「手づくり鶴見子ども白書2014」の作成にとりかかっています。同白書は、同懇談会が10年に1回作成しているもので、今回は3回目。アンケートは、同区内の保育園、幼稚園、小中学校、高校、学童保育などの協力を得て実施され、1千通を超えるアンケートが集まっています。
核兵器廃絶へ決意新た
第3回核兵器の人道的影響に関する国際会議
日本原水協代表団 笠木 隆さん
今年は、終戦と被爆70年の節目の年。ニューヨークの国連本部では、核不拡散条約(NPT)再検討会議が4月から開かれます。オーストリアのウィーンで開かれた「第3回核兵器の人道的影響に関する国際会議」に参加した原水爆禁止神奈川県協議会事務局長の笠木隆さん(68)に、核兵器廃絶への決意を寄稿してもらいました。