神奈川産おせち料理をつくってみました

おせち料理が教える地元の味 未来へ残したい宝

 和食がユネスコの無形文化遺産に登録されることが決まって、最初のお正月。日本の家々の食卓には、どのようなお料理が並べられているでしょうか。黒豆、紅白なます、数の子、昆布巻きなどの昔ながらのおせち料理には、健康や長寿、子孫繁栄などの願いや思いが込められています。昔ながらのおせち料理を手作りで用意する家庭は年々少なくなり、料理に込められていた思いも、伝えられることが少なくなってきました。そこで神奈川産おせち料理をつくってみました。

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〈一の重〉
・伊勢海老(三崎)・松風焼き(三浦)・菊花蕪(横須賀)・錦玉子(綾瀬)・黒豆(藤沢)・昆布豆(大豆:津久井、昆布:横須賀)・八幡巻き(牛肉:葉山、牛蒡・人参:藤沢)・公魚の佃煮(芦ノ湖)・銀杏(小田原)

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〈二の重〉
・紅白なます(大根:三浦、人参:藤沢)・たたきごぼう(藤沢)・伊達巻き(卵:海老名)・さつま芋の茶巾絞り(藤沢)・紅白かまぼこ(小田原)・変わりかまぼこ(小田原)・煮豚(湘南)

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〈三の重〉
・結び昆布(横須賀)・里芋の含め煮(横須賀)・人参の甘煮(藤沢)

2013年12月29日・2014年1月5日(第2247)号