「新かながわ」2024年2月11日(第2710)号

自衛官募集 名簿提出問題を考える会「相模原市立中学校の職場体験、自衛隊での体験は中止せよ」

 相模原市立中学校の教育課程の一環として自衛隊の「職場体験学習」が実施されている問題で、「自衛官募集 名簿提出問題を考える会」は1月26日、市教育委員会の渡邉志寿代教育長に見直し、中止するよう求めました。

横浜ノース・ドック運用開始「式典に市長は参加すべきではない」共産党市議団が声明を発表

 「横浜ノース・ドック」(横浜市神奈川区)に新編された米軍揚陸艇部隊が運用を開始する問題で、日本共産党市議団は1月31日、運用開始日の式典に山中竹春市長が参加すべきではないとの声明を発表し、市政策局基地対策課長に手渡しました。

「子育て世帯への直接支援前 「脱炭素化予算」を大幅に拡充 横浜市が24年度予算案を発表

 横浜市は1月29日、2024年度予算案を発表しました。一般会計は、昨年度より133億円増の1兆9156億円です。市税収入は191億円増の8830億円を見込んでいます。子育て世帯への直接支援策に変化が見られます。出産育児一時金に上乗せし、9万円を支給する市独自の助成制度を創設。保育園などでの保護者の負担軽減、小学校の夏休み昼食提供、通学路交通安全対策などにも取り組むとしています。「脱炭素化予算」を大幅に拡充。次世代太陽光電池の実装・実証事業や、住宅への太陽光発電と蓄電池などを設置した場合の補助金加算の創設などの取り組みを推進します。

ハラスメントは人権侵害 神奈川労連女性センター 女性の視点から考える集会開く

 神奈川労連女性センターは2月3日、「ふえつづけるハラスメントを女性の視点から考える」をテーマに、はたらく女性の神奈川県集会を横浜市内で開きました。ハラスメントは労働組合や行政の労働相談でトップを占めています。