かながわ50景を巡る「石垣山(太閤一夜城跡)」(小田原市)

石垣山一夜城跡の見晴らし台に立つと、小田原市内から相模湾が眼下に広がっています。

 標高241メートルの本丸があった山頂から小田原城までは3キロメートル。晴れているので三浦半島から房総まで見渡せると期待したのですが、霞がかかっていて見えません。

 小田原城はハッキリ見えるはずですが、林立したビルに埋もれてなかなか見つかりません。しばらくして、こんもりした森の端に城があるのが確認できました。

 豊臣秀吉がこの地に城を築いたのは、当時は高い建物がなかったのでクッキリ見えたからでしょう。