「新かながわ」2019年10月6日(第2513)号
戦争の加害責任 省みない暴言「慰安婦」問題で映画監督ら 黒岩知事に撤回を要請
神奈川県の黒岩祐治知事が記者会見で、日本軍「慰安婦」を象徴する「平和の少女像」を攻撃し、「慰安婦」の強制連行を否定したことに怒りが広がっています。9月26日には、ドキュメンタリー映画「沈黙─立ち上がる慰安婦」監督の朴壽南(パク・スナム)さんやプロデューサーの朴麻衣さん、県内の同映画上映実行委員会有志が、黒岩知事の発言に抗議し撤回するよう求めました。
「企画展の再開を」全日本リアリズム演劇会議が声明
「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止された問題で、全日本リアリズム演劇会議は9月16日、「表現の自由を侵す許しがたい出来事」として、再開を求める声明を出しました。
「カジノ誘致絶対許さない」横浜市役所包囲行動に650人
横浜へのカジノ誘致撤回を求めた9月20日の「市役所包囲行動」。カジノ誘致横浜連絡会が主催したもので、約650人が参加。「横浜の街にカジノはいらない」「市議会は市長の暴走をストップさせてよ」のコールを響かせました。
「保育の拡充、児相の体制強化、護岸整備の推進を」県議会石田和子議員が初の一般質問
9月19日の神奈川県議会本会議で、日本共産党の石田和子県議が初の一般質問に立ち、保育の拡充、児童相談所の体制強化、河川整備の推進を求めました。
カジノ誘致予算に自公が賛成、立憲・国民、共産党など反対(横浜市議会)
横浜市議会本会議が9月20日開かれ、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致のための調査関連費4億円の補正予算案を、自民党、公明党の賛成で可決しました。立憲・国民フォーラム、日本共産党、無所属は反対しました。