「新かながわ」2019年5月12日(第2495)号
働きやすい社会へ
戦争のない日本に
神奈川県メーデー 10会場で4700人
「誰もが働きやすい社会を」「戦争のない平和な日本に」―。5月1日、神奈川県内10会場で開かれた第90回メーデーには、約4700人が集まりました。参加者は集会後のデモ行進で、「保育士不足 働き方改善」「介護職の賃金UPを」などのプラカードや横断幕を掲げ、アピールしました。
県民の要求実現へ
共産党・新県議5人が決意
神奈川県議選で当選を果たした日本共産党の井坂新哉、君嶋ちか子、大山奈々子、石田和子、上野達也の5氏が4月30日、議員バッジを受け取りました。党県議団は25日の会議で、団長に井坂氏を、副団長に君嶋氏を、政調会長に大山氏を選出しました。
ハートフル記念会・緑陽苑争議
川崎 支援共闘会議結成
「ハートフル記念会争議を勝利させる市民と労働者の支援共闘会議」(略称・緑陽苑争議支援共闘会議)の結成総会が4月26日、川崎市中原区の中原市民館で行われました。
安保法制違憲訴訟第9回口頭弁論
証人・原告本人尋問へ
安保法制は違憲だとして、神奈川県内在住・在勤の市民、戦争体験者、教育関係者など420人が、集団的自衛権に基づく自衛隊派遣などの中止と国家賠償を国に求めた集団訴訟―。横浜地裁での第9回口頭弁論(4月25日)は、裁判長が交代したことから更新弁論が行われ、原告側が安保法の違法性などを陳述。裁判所は、原告が求めていた証人・原告本人尋問を10月31日に行うことを決めました。
改憲阻止へ、総がかり運動大きく
「オール川崎」が集会&パレード
川崎市の市民団体「安倍改憲NO!オール川崎」は4月21日、同市中原区の中原平和公園で集会を開き、350人が参加しました。参加者は、改憲を阻止するために、すべての労働組合、市民団体、市民が連帯する「総がかり運動」をさらに大きくつくるとの宣言を採択しました。
神奈川県議会・政務活動費
横浜地裁 原告の訴え棄却
ただす会が不当判決と批判
神奈川県議会の政務活動費の支出をめぐって、県民10人が、自民党県議に不当な支出があったとして、交付した県知事を相手取り、自民党県議団に約205万円の返還を請求するよう求めた裁判の判決が4月17日、横浜地裁でありました。裁判所は、原告の訴えを退けました。