「新かながわ」2018年10月28日(第2470)号
ヒバクシャ国際署名
横浜市長がサイン
被爆者の粘り強い運動実る
横浜市の林文子市長は10月15日、「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」(ヒバクシャ国際署名)に署名しました。被爆者を先頭にした粘り強い運動が実りました。
18歳まで医療費無料化
大井町 来年4月から実施 県内初
大井町は、現行は中学校卒業までの子どもの医療費無料対象を、通院・入院ともに所得制限なしで満18歳までに引き上げることを決めました。町議会は9月の第3回定例会で、間宮恒行町長が提案した子ども医療費の助成に関する条例の一部改正案を全会一致で可決しました。
県議会
一般会計予算案など可決
知事暴言への決議案は否決
神奈川県議会第3回定例会は10月16日、18年度一般会計補正予算案など知事提案の19議案を可決しました。日本共産党県議団(6人)は、県建築基準条例の一部改定など5議案に反対しました。共産党県議団は、障害者雇用数水増し問題の徹底的解明などを求める意見書案を提出。黒岩祐治知事の暴言をめぐっては、「議場において品位を欠く言動を慎むよう知事に求める決議案」を提出し、井坂しんや県議団長が提案説明(要旨は別項)をおこないました。意見書案と決議案は、共産党以外の反対多数で否決されました。
井坂団長は「決議案が否決されたのは残念です。党県議団としては引き続き、暴言の撤回と謝罪を求めます」と話しています。
ミサイル司令部はいらない
相模総合補給廠門前で抗議
米陸軍が相模原市の相模総合補給廠に防空ミサイル部隊の司令部の移駐を開始しました。「10月16日から司令部の移駐を開始する」との突然の一方的な防衛省の通知に、市は「何の事前相談もなく、大変遺憾。これ以上の負担は受けることができない」と政府に強く要請しています。
ヘイトスピーチ許さない
一人一人の違い尊重し合う共存社会こそ
10月14日、横浜市鶴見区の鶴見駅東口で、政治団体「日本第一党」の20人ほどが、外国人に対するヘイトスピーチ(差別扇動行為)を行いました。これに対し、約100人が「帰れ」などと抗議しました。現場に駆け付けた日本共産党の木佐木ただまさ県議に寄稿してもらいました。
真鶴の魅力を生かした計画を町民総意で
神奈川自治体問題研究所事務局長
神奈川自治体問題研究所は10月13日、県内で初めて過疎地域に指定された真鶴町について、現地調査を行い、町民らと交流しました。同研究所事務局長の渡部俊雄さんに寄稿してもらいました。
改憲勢力は「ナチスの手口」から何を学んでいるのか
横浜市内で10月18日に開かれた「安倍9条改憲NO学習会」(憲法改悪阻止神奈川共同センター主催)。「改憲勢力は『ナチスの手口』から何を学んでいるのか・わたしたちは何を教訓とするのか」と題して、横浜市立大学教授の山根徹也さんが講演しました。