かながわ点描「陣ヶ下渓谷(横浜市保土ケ谷区川島町)」

横浜市に「渓谷!」とはびっくりですね。しかも、環状二号線のすぐそばです。

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 相鉄線和田町駅から西原住宅方面行きバスで西原住宅入り口下車。陣ヶ下渓谷公園の案内に従って進むと公園入り口。そこから直ちに背の高さ10m以上のクヌギ、シイ、スギなどの森。遊歩道から階段を数十段下ると渓谷。幅10mくらいの浅い川で、川底は岩盤がむきだし。水に触れると思わず「ヒヤッ」とするくらい冷たく澄んでいます。

 休日、10時を過ぎた頃、子ども連れが続々と現れました。沢ガニを追いかけたり、フナやハヤを追いかけたり。真夏というのに僅かな木漏れ陽以外は地上には届かない、涼しい渓谷です。

 その昔、源頼朝の家臣、和田義盛が狩りの為に陣を張ったので「陣ヶ下」の地名ができたそうです。