「新かながわ」2017年2月5日(第2390)号
安保法制違憲訴訟第1回口頭弁論 法廷でも反撃開始
国家権力の歯止めに
横須賀が一層危険に
安倍政権が強行した安保法制=戦争法―。神奈川県内在住・在勤の市民、戦争体験者、教育関係者などによる反撃が法廷でも始まりました。254人が、集団的自衛権に基づく自衛隊派遣などの中止と国家賠償を国に求めた集団訴訟。1月26日、第1回口頭弁論が横浜地裁(石橋俊一裁判長)でありました。
横須賀「できたて、ふれあい、安心・安全、自校・直営での給食を」
横須賀市で全員喫食による中学校完全給食の実施が決まり、今後、実施方式が議論されます。そんな中、子育て中のお母さんや市民が、自校・直営方式での中学校給食と栄養士の配置を求める署名運動に力を入れています。
原発避難の子へいじめ
〝金銭授受はいじめ〟林市長の責任で真実明らかに
東電福島第1原発事故で福島県から横浜市内に避難してきた男子生徒(当時小学2年生)が、転入小学校でいじめを受けていた問題―。「林文子市長の責任で真実を明らかにすべきだ」の声が高まっています。
野党統一へ動き加速
戦争・格差のない未来を
18区市民の会が行動
衆院神奈川18区(川崎市高津区、宮前区、中原区の大戸地区)で野党統一候補の実現をめざして、「18区市民の会」が活動を進めています。1月24日には高津区で設立記念大集会を約320人の参加で開催。21日には同区でピースアクション高津と共催のピースパレードを約200人で行いました。戦争と格差のない未来をつくるため、野党統一候補を実現しようと心を一つにしました。
神奈川14区、4野党が参加
今こそ政治を市民の手に
市民連合@県央14区主催
「今こそ政治を市民の手に!」――。1月22日、相模原市南区のユニコムプラザさがみはらに、会場いっぱいの100人を超える参加者が集まりました。これは、衆院神奈川14区(相模原市中央区、緑・南区の一部)の野党統一を求める市民連合@県央14区が開いた集会で、会場は熱気に包まれました。
真鶴で憲法カフェ
ママたち参加
「まずは知る、語り合う!ほかほかの憲法カフェ」が1月29日、真鶴情報センター映像ホールで開かれ、約60人が集まりました。主催は「安保法制(戦争法)廃止、憲法を活かし、町・市民の暮らしを豊かにする湯河原・真鶴・泉の会」。
加藤市長 不適切と認める
小田原市
生活保護職員ジャンパー
全生活保護者に対する威嚇
小田原市で生活保護を担当する職員らが「保護なめんな」などの文字をプリントしたジャンパーを着用して職務にあたっていたことが1月17日、分かりました。生活保護家庭への訪問時にも着用し、2007年以来使っていました。
地域ユニオン
「突然辞めてくれと言われた」頼りになる労働組合
「突然辞めてくれと言われた。働いた分の給料を払ってもらえない。なんとかなりませんか」(元マッサージ店勤務男性)。「コンビニで働いていましたが、解雇されました。まだ受け取っていない給料があります。今からでも払ってもらえますか」(解雇から6カ月経ってから相談に来た女性)-。零細な小売業、サービス業の職場にはほとんど労働組合はありませんし、労働契約などもありません。口約束の世界です。