「新かながわ」2016年9月11日(第2372)号
人間らしく生きるとは
5年も続いた農民のたたかい
青年劇場「郡上の立百姓」公演
青年劇場は9月、舞台「郡上の立百姓」を上演します。立百姓とは抵抗を続ける農民のことです。この作品は、1754年に美濃国(現岐阜県)で起きた郡上一揆(宝暦騒動)を題材にしたもの。約5年も続いた農民たちのたたかいを描きます。
久井やまゆり園の再建
建て替えが妥当と理事長
県有の障害者施設「津久井やまゆり園」の殺傷事件をめぐり、指定管理者「かながわ共同会」の米山勝彦理事長は9月2日、県議会厚生常任委員会で、園の建て替えの方向性をお願いするのが妥当との考えを明らかにしました。常任委員会は、米山理事長のほか、赤川美紀常務理事兼統括管理部長、入倉かおるやまゆり園園長を参考人として呼んで質疑を行いました。
「子ども医療費助成一部負担導入やめて」1万6587人分の署名を提出
神奈川県保険医協会や新日本婦人の会などでつくる「横浜市こども医療費助成をひろげる会」は9月1日、子ども医療費助成制度の対象年齢拡大と同制度に500円の一部負担金を導入しないように求める1万6587人分の陳情署名を林文子市長あてに提出しました。横浜市は、子ども医療費助成を3年生まで実施していますが、来春から6年生まで拡大します。その4年生から6年生まで一部負担金を導入する議案を8月30日、市議会に提案しました。