「新かながわ」2016年8月7日(第2368)号
安保法制違憲訴訟 神奈川でも提訴へ 岡田尚弁護士に聞く
安保法制(戦争法)は憲法違反だと訴える訴訟が、東京、大阪、長崎などでたたかわれています。神奈川でも、弁護士を中心に「安保法制違憲訴訟かながわの会」を結成。横浜地裁への提訴に向けて、原告を募集しています。同会共同代表の岡田尚弁護士に訴訟の意義などを聞きました。
北鎌倉隧道尾根に「文化財的価値」鎌倉市
史跡の保全と共産党のたたかい②
JR北鎌倉駅(鎌倉市山ノ内)脇の素掘りトンネル北鎌倉隧道の開削問題をめぐり、7月25日、鎌倉市は市議会全員協議会を開きました。同協議会は松尾崇市長の要請にもとづき、開催されたもので、北鎌倉隧道一体を開削(取り壊し)するとした工法を見直し、「できる限り(トンネル上部の)尾根を残す形で工事を検討する」と説明しました。工法の見直しは、7月8日に開かれた鎌倉市文化財専門委員会で、尾根は国の重要文化財「円覚寺境内絵図」に描かれており、文化財的価値があると結論づけたことを受けて表明したものです。
県立津久井やまゆり園
障害者19人刺殺、26人負傷
戦後、最大の事件に
7月26日午前2時45分頃、相模原市緑区の障害者福祉施設「県立津久井やまゆり園」で、職員から「ナイフを持った男が施設に来ている」と110番通報があり、19人が死亡、26人が重軽傷を負う事件が発生しました。逮捕されたのは、同施設の元職員で自称無職、植松聖容疑者(26)。戦後最大の被害を出した事件になりました。